マーシャル・ローゼンバーグ博士(Dr. Marshall B. Rosenberg)による 非暴力コミュニケーション(Nonviolent Communication (NVC) )の 日本語訳動画を使ってコミュニケーション能力を向上させようとお勉強してみました。 非暴力コミュニケーションとは? 動画によれば、博士はどうして暴力を好む人間がいるのか?から思考をはじめ、 8000年の歴史の中で、人々は支配を好む(=暴力的な)モノの考え方を身につけてきた、と語っています。 どの人も自分の立場が「正しい」と感じ、だから別の考えは「間違っている」と判断します。 そして自分の立場にのみよって立ち、相手を批判し続ける。 これでは議論は平行線、果ては争いにまで発展してしまいます。 非暴力コミュニケーションの技術は、
まとめ: NVCとは、他者の人生を豊かにする「遊び」である。 怒りの段階にある時は自分が「ジャッカル」になっており、 共感と要求の段階にある時には自分が「キリン」になっているとイメージする。 (そうすることで自分を客観視でき、よりNVCを実践しやすくなる) この「遊び」は自分の人生をも豊かにする、人間本来の能力である。 詳しくは以下のYouTubeにアップロードされた動画を参照してください。 また、以下にNVCの実践例を上げておきます。 (NVCの実践例1〜要求のしかた〜) 「僕と核」というサイトの現実 vs データ:卓上で希釈される放射能 。 要求の段階で何ができるのかがわかります。 (NVCの実践例2〜共感へ至る思考のみちすじ〜) ネット上にあふれるAIDS、精神疾患、福島県民、韓国/北朝鮮、中国に対する差別発言に対する怒りを感じる。←ジャッカルの状態 AIDSや精神疾患を例にとって考えてみる。自分がAIDSや精神疾患等のことをよく知らなかったらどうだろうか? うつる/危害を加えてくる等、被害を被るかもしれないと思い始める→患者を避ける。場合によっては無視するかもしれない。 AIDSや精神疾患等の患者には適切な態度をとれば被害を被らないことがわかっても、 大抵の人間は思い込みを自分から変える事ができない(つまり、彼らは依然として恐怖を抱えている)。 →避ける/無視を繰り返す→それでも相手が目の前からいなくなってくれない →排除行動がエスカレート→物理的な排除(いじめ、立ち退き圧力をかける等)に及ぶ。 ここで、差別語で相手を呼んだり軽蔑的な態度をとったり、嘲笑することは、 相手に脅威を感じていることを隠す為の心理的な防衛手段=「お化けなんか怖くないもん!」ではないだろうか? →あれ?これって強迫神経症に似てるよね? あ、そうか、彼らは怖くて震えている可哀想な人達にすぎないんだ・・←共感してキリンの状態になる →相手は怖がっているだけなのだから、恐怖を取り除いてやればよいと知る。←要求の段階に入る もしあなたが差別される側でなければ、冷静かつ論理的に、怖がらなくてもよい理由を説明する。 もしあなたが差別される側なら差別によるなんらかの被害(いじめなど)にあったら、YouTubeなどで公に非暴力的に抗議する。 注:動画はumarewa1975氏、JFBerkeley氏等によるものであり、貝殻すらいむkは動画作成には関与していません |
Interviews with Dr. Marshall B. Rosenberg: Uploaded by umarewa1975 |
わかりやすいNVCの概要: Uploaded by JFBerkeley |
このコーナー内の全ての画像及び文章の無断転載を禁止します。 |