Romancing SaGa2プレイ日記(番外編2)

フリーファイター皇帝シーデーの時代

第二皇子皇帝ジェラールの後を継ぎ、シーデーが皇帝の座についてすぐ、カンバーランドのハロルド王から、ぜひ一度国へ来て下さいと行った内容の招待状が来た。

さっそくカンバーランドへ。
ハロルド王は跡継ぎを誰にしようか迷っていたので、賢君の誉れ高いシーデー皇帝の判断を仰ぐことにしたのだった。
シーデーはハロルドの息子で、一緒にカンバーランドの首都ダグラスの城に住んでいる末っ子トーマの兄と姉に会いにいくことになった。

ネラック城に住むのは、武勇にすぐれ、カンバーランド南の長城を守る長男ゲオルグである。
彼の軍隊は死をも恐れない強力な兵士たちで構成されており、彼がカンバーランドの王になったなら、カンバーランドを帝国領にできないばかりか、帝国への対抗勢力になりかねない。
かといって頭のいい長女(ゲオルグの妹です)ソフィアにしても、経済面で帝国を凌駕される危険性がある、とシーデー皇帝は判断。

ダグラス城にもどり王のすすめで一泊することになったシーデーは、夜中に王に呼び出された。
継承問題についての意見を問われたシーデー皇帝は、心の中では肥沃な領土をもつカンバーランド王国は農業にも漁業にも適している貴重な食料庫として活用したい、と思っていたが口には出さず、かわりに
「トーマを王にした方がいいんじゃない?」
と進言。
ハロルド王もそれがいい、と同意し、次期王位はトーマがつぐことになった。

場面暗転、そしてその翌日。

都合良くハロルド王が死んで、トーマが王に即位した。
(ちなみに、ここで兵士が現れるのですが、彼かトーマのどちらかが透明になるバグがあるらしいです。詳細不明)
父王の死を嘆くトーマを前に、こんな幼い子供を利用しようとしている自分に罪悪感を感じたのか、彼を励ますシーデー皇帝であった。

城に戻ると、ネラック城のゲオルグが反乱を起こした。
軍隊を派遣してやっつけようと言い出すカンバーランドの宰相サイフリートに対し、シーデー皇帝は、トーマの即位が本当にハロルド王の遺言だという事を伝えるため、大使としてゲオルグに会いに行くことになった。
皇帝はゲオルグ将軍率いる勇猛な軍隊も手に入れたいのである。

ゲオルグの信用を得るため、長城のモンスターを退治するシーデー皇帝。

ネラック城に戻ると、
「これは陰謀よ!」
と叫んで、カッコよくソフィアが現れた。
フォーファーの町から急いでやってきたらしい。

彼女によると、この内戦は重臣の裏切りが原因らしい。ということは、幼く操り易いトーマの命が危うい。
というわけで監禁されていたトーマを救出、その勢いで裏切り者の砦へと攻め込み、割とあっさりと倒した皇帝一行は、ダグラスに帰ってきた。

そしてシーデー皇帝はトーマの一言で思いどおりにカンバーランドを制圧することに成功。
その上ソフィアとゲオルグが新しい部隊「ホーリーオーダー」を結成し、仲間になってくれた。

こうしてフリーファイター皇帝シーデーの時代は終わったのであった。