Romancing SaGa2プレイ日記

シティシーフ皇帝ビーバーの時代(1)

初の女帝となったのは、シティシーフのビーバーだった。

彼女は帝国の地盤を固め、七英雄打倒・全土平定のための軍資金を作ることが自分の使命であると感じていた。

このとき運河要塞の跡地に、ヴィクトール運河を挟んで東西にミラマーの町ができていた。

そこから帝国は南の地方へ交易船を出していたが、北・南ロンギット地方をつなぐ内海・ロンギット海を支配している武装商船団が、その航路に関所を設けて勝手に通行料をとっていた。

彼女が身辺後衛兵として選び出したのは、同僚のオライオンと宮廷魔術師のライブラ、帝国軽装歩兵のリチャード、帝国猟兵のアグネスである。

ところで、ロマサガ2ではクラスごとに色違いのそっくりの人物が次々入れ替わり立ち替わり仲間になるんだけども、カエルとかサケの産卵みたいにぽこぽこと生まれるんだろーか。
・・・・・考えるのはやめよう。

ともかく、一行は技道場でしかるべき技を覚え、旅立つことにした。

まずは南バレンヌよりさらに南のルドン地方へいく準備をしなくてはならない。

南バレンヌ地方にある町・ニーベルをおさめ、『竜の穴』に住んでいる格闘家集団が、最近できたモンスターの巣の攻略に困っていると言う噂を聞いて、格闘家を支援することにした。

彼等はそこの地下一階に住み着いたぶよぶよの化け物『ゼラチナスマター』に得意の格闘術が効かなくて困っているのだった。

このままでは格闘家の威厳が地に落ち、彼等のお膝元ニーベルの町や、人口急増中の帝都アバロンなどからやってくる、格闘家を目指す若者がいなくなってしまうだろう。

格闘家になれるのは男だけだが、実際になるのはそのうち数パーセントと考えられる。

しかも、いまや日の出の勢いのバレンヌ帝国兵として働く事は、その周辺地域住民の一種のあこがれとなっていた。

ところがビーバー一行はモンスターの巣に向かうとゼラチナスマターを倒し、その勢いで洞窟のボスモンスターまで倒してしまった。

竜の穴に戻った、ビーバー皇帝は、メンツを潰された格闘家のリーダーと一対一で対決することになった。

帝国領内にありながら独立しているニーベルを帝国領にし、税収を見こめるようにしたかったのである。

ザ・ドラゴンの異名を取る格闘家のリーダー、カールは足蹴り技・ソバットを多用してくる。

ところがビーバー皇帝はカウンターでこれを受け、固有技「ふみつけ」でザ・ドラゴンを返り討ちにしてしまった。

こうして、リーダーがたったの2ターンで可憐な少女に倒されてしまったので、幻滅した若者達は軒並み竜の穴からいなくなってしまった。

「格闘の火を消しはしないぞ!」

ザ・ドラゴンの悲痛な叫び声を背にうけ、後ろめたい思いでビーバー皇帝は竜の穴を後にした。

数カ月後

つづいて、ルドン地方に向かうビーバー一行。

ルドン地方には今は寂れたティファールという村があった。

そばにある宝石鉱山にモンスターが巣食ったため、採掘ができなくなってしまったのだった。

と、いうわけでさっさとお宝をとりつつ宝石鉱山を乗っ取ったモンスターを退治して、貴重な財源を獲得するビーバー皇帝。

ルドン地方平定から一年後

ビーバー皇帝はさらに南に行ってみたくなり、ルドン高原の南・未開発地区のナゼールへと遠征することにした。

(プレイヤーとしてはあるモンスターと戦いたくないのでアイテムを手に入れるため。)

南の大氷原地方とナゼール海峡を挟んで北にルドン地方とつながっているナゼール地方は、わりと世界の中では未開の土地である。

ここに住む原住民族・サイゴ族はそのほとんどが昔ながらの遊牧生活をやめ、定住して東の陸続きにある南ロンギット地方のトバと貿易をしていた。

そのサイゴ族の村に行ってみると、東にモンスターの巣ができたために、貿易ができなくなってしまったらしい。

子供達は今にも飢え死にしそうである。

こうしてビーバー一行は東のダンジョンを攻略することにした。

後半につづく・・・