Romancing SaGa2プレイ日記

第二皇子皇帝ジェラールの時代(1)

宮殿内、皇帝レオンの部屋。

レオン帝は虫の息でベットに横になり、ジェラールがその死をまさに看取ろうとしている。

さっきまでクジンシーの館にいたのに。しかも魔導師系も兵士軍団もいないからどうやって帰ってきたのか謎。

ちなみに、レオン皇帝の願いを聞き入れる時に「はい、はい」と「はい」の二種類の選択肢があるが、「はい、はい」の方が選び易い。

父が死のうとしている時にこの不真面目さ。

「女ギツネ」発言といい、なにが「優しきジェラール」だか・・と思わされてしまう。
(知能は高く冷血なオクタヴィアヌスタイプ・・でもないなぁ。血縁関係のある者に帝位を継がせるようなことはしないし・・カエサルタイプ?親の方がオクタヴィアヌスか…)

ともかく、レオンはジェラールに後を託し、ヴィクトールの後を追った。

そしてジェラールに光が降り注ぎ、伝承法によってレオンの記憶と能力が全て彼に伝承された。

つまり、ジェラールは伝承法で能力を受け継いだ最初の皇帝なのだ。

レオンの死の直後、帝都にゴブリンが攻め込んできた。

先帝の遺言に忠実なテレーズ達はジェラールについてきてくれたが、レオンと契約して傭兵になったため、ヘクターは協力する必要も無く、また、そのつもりもないらしい。

この度の帝都侵略はあまりにも手際が良すぎるので、プレイヤーとしては誰かがゴブリンと取り引きしたのだと思うが、それはヘクターではないと思う。

ヴィクトールの死後すぐにヘクターと会うと、彼は余りにもレオンやヴィクトールに心酔しているために、ジェラールを嫌っているだけなのだということがわかります。

実は、ジェラールは一見弱そうに見えるが、腕力・魔力ともにわりと高めなので(ヴィクトールやレオンに叶わないにしても)、ヘクターらが懸念する程のボンクラではなかったりする。

某漫画では、ヘクターが没落し、二代目のオライオンが剣の達人になってました。(笑)

ともかく、回復魔法が使える男性の宮廷魔術師アリエスを仲間にし、皇帝自らゴブリン討伐に乗り出す事にした。

「ジェラール様の・・・皇帝陛下のご出陣!ご出陣!」

護衛兵は、先帝レオンと兄ヴィクトールの無念、そしてこれから来るであろう、ジェラールの無惨な死を思ってむせび泣きながらも、声をはりあげ、護衛兵とジェラール一行だけのささやかな出陣パレードを執り行うのであった。

場面暗転。

大方の予想に反してジェラールは自ら略奪している全てのゴブリンを追い払って、反乱を起こしかねない兵士の信頼を回復。

と、ヘクターの態度が変わった。強い戦士が協力してくれるのだから昔の事は水に流そう。

とりあえず出陣中、手薄になりがちなアバロンの安全を確保するため、ゴブリンの巣へ。

ゴブリンの王を蹴散らし、ほとんど休む間もなくレオンの敵討ちへとソーモンへ向かうジェラール達。

プレイヤーにとってはクジンシーとのバトルは二度めになる。

回復役にアリエスを投入したので以前より遥かに楽。
その上最初からサイドワインダーを持つほど才能豊かなテレーズが影縫いを閃いて、プレイヤーはウハウハ状態。

ついに最終奥義「ソウルスティール」をジェラールに使うクジンシー。

しかし、すでに父が死と引替えにこの技を見切っていたので、伝承法によって彼の能力を受け継いだ息子にも効かない。

ちなみに、この見切り技はラスト付近で役に立ってくれるので、間違ってもジェラールが持っているソウルスティールの見切り技を封印してはいけない。

「ソウルスティール」のないクジンシーは弱いので、あっさり戦闘に勝利し、父と兄の敵を討つ。

あまりにも大きい犠牲を払ったクジンシー討伐であったが、お家騒動の種を取り除いてくれたのだから、バレンヌ帝国にとってはよかったのかもしれない。

次回に続く・・