そして、ついに最後の皇帝でびるの代になった。
(・・実は、以前皇帝つるかめと言う名前を付けたら途中でデータが飛んでしまったので、厄よけに悪い名前を付けたのでした。)
あのカウンターの片隅で酒を飲んでた金髪の美形女戦士だが、もう少し幼さが残っている。
不思議な光が彼女を包み、伝承法によって前代の皇帝の技と知恵、そして勇気が伝承された。
大臣が、クジンシーからの果たし状を届けてきたのである。
それには、レオンが封印した洞窟で待っている、とだけ記されていた。
「ついにきたのね、この時が・・」
一人つぶやくでびる皇帝。
その後、皇帝は全土平定・打倒七英雄の夢を叶える決意を新たにし、つれていく仲間を選別にかかった。
結局、参考サイトにより術法の最強のメンバーをえらぶ。
イーリスのスカイア、軍師のコウメイ、ホーリーオーダーのマリア、ネレイドのアムピトリーテである。
ただ、アムピトリーテはメイルシュトロームに強いという理由で護衛兵に選び出された。
(ネレイドは魔力が低く、攻撃は期待できないが、回復術や補助術でサポートする役にピッタリ)
最後の戦いが近づく皇帝に、町の子供達が駆け寄って来た。
そして、男の子はなけなしのお小遣いをためたであろう『10クラウン』を、女の子はみんなで一生懸命作ったらしき折り紙の『千羽鶴』を手渡してくれた。
でびる皇帝は思わぬプレゼントに顔をほころばせ、丁重に礼を述べると「これを見れば、苦しいときでもきっと力がわいてくると思うわ。」
と述べ、やさしく子供達の頭を順繰りになでてやったのだった。
そしてそれが、最後に皇帝が心安らげた瞬間になったのだった・・
そしてモンスターの間では七英雄最強とも目されるらしいノエルを打倒し、敵に動揺を与えるべき、と判断したでびる皇帝は、一路メルー砂漠へと遠征を開始した。
メルー砂漠を超え、ついにさまよえる湖にたどり着いた一行。
セーブとリセットを繰り返して湖に入ると、そこにはノエルが待ちかまえていた。