Vol3.私にさよならを

田中家の夜。
百合の母、田中敏子は最近の百合の変化に困惑を覚えていた。
そこへ一郎がやってくる。
百合の友達から最近百合がおかしいという話を聞いたからだ。

一郎は百合と話し、彼女が本物の百合ではないことを見破り、
昔貸した『エジプトの歴史の本』を貸してくれ、と彼女に頼む。

その言葉に正体がばれた事を知ったジュリアは、
置き手紙を残して姿を消す。

その直後、一郎と敏子は彼女のいる百合の部屋に
やって来て、彼女が消えているのを知る。

一郎と敏子が彼女を捜しに外へ出て行った直後、
腕に怪我を負った百合が家にかえってくる。

百合は疲労のあまりソファに倒れ込んだ。

しばらくして彼女が、ふと目を開けると、
目の前に、ナイフを手にするジュリアの姿が・・・


個人的な感想

しかし、一郎は何故夜中に百合の家にきたのだろうか・・
そして百合の様子について話してくれた友達って洋子?
それとも単に百合に会いたくて来たとか!?(オイオイ)

一度窓の外へと逃げていったかに見えたジュリアでしたが、
その直後、自力で家にかえって来た百合を殺そうとした所から、
家のどこかに隠れていたのかも。

しかし、ジュリアがロマンチックな置き手紙を書いたのにも関わらず、
一郎にはその思いは届かず..ちょっと可愛そうでした。

しかし、百合がこの世界に帰って来てしばらくして、
もう一つの世界への扉のあるビルが、工事によって壊される事になります。

もしかして、こちらの世界にも、向こうの世界のような組織が存在して、
影で工事計画を動かしているのかも!?


印象的な百合のセリフの引用

「If it makes you look too young, no one will recognize you.」
「若くなり過ぎて、誰にも分かってもらえないかもしれないよ。」
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エミットを締めくくるにふさわしい、爽やかなセリフだと思います。


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参考文献/引用元:ゲーム内の文章