Vol2.命がけの旅

ケンを助けてから幾日か過ぎたある日、
百合は本屋で中学時代の友人・太田一郎と再開する。

彼とは1年ほど合っていなかったが、
一郎は昨夜のパーティで百合と出会ったという。

そしてその少女は『エミット』という言葉を残して行った。

『エミット』と聞いていてもたってもいられなくなった百合は、
以前見つけたもう一つの世界の扉へとやってくる。

そこで百合は、自分とそっくりな少女(後に彼女がジュリアという事が判明)と出会う。

しかし、彼女は百合を扉の奥へ引きずり込み、百合は気を失う。
そして、もう一つの世界にたどり着いた百合の前に、
何かの組織に属すらしき、制服を来た二人組が現れる。
そして世界を行き来することは重罪なのだと言うと、彼女を監禁する。

そこへケンが現れ、彼女を助け出してくれたのだが、
百合はこの世界では1日に1年年をとってしまう・・・


個人的な感想

何故か、Vol1で百合がもう一つの世界に興味を持ったことで、
ジュリアが百合の世界に興味を持って出かけていったというのが
かなり意外な展開。

しかも百合がケンの世界にいると、ジュリアは若返って死なずに済む!
もしかして、百合とジュリアが出会ってしまったせいで、
時間がおかしくなってしまったのかもしれない。

二つの世界、そしてシンクロする百合とジュリアが
とても興味深いです。

Vol1と比べてサスペンス調に仕上がってます。


印象的な百合のセリフの引用

「Thanks for worrying about me, my boy.」
「心配してくれてありがとう、私の坊や。」
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二つの世界は鏡映しの世界なのだなぁと感じるセリフです。
何回か聞いてみるとなんとな〜く意味が判ってくる・・かも。


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参考文献/引用元:ゲーム内の文章