戦術指南


敵との距離

このゲームでは、他の作品異なり、敵とキャラクターの間の距離(レンジと表記する攻略本もある)によって
Aボタンで普通に攻撃しても、攻撃技が変わってきます。(基本技と表記する攻略本もある)

(講談社の攻略本では攻撃が当たらない領域を「射程距離外」と呼んでます。ここではその呼び名を採用します。)

ところが、技によっては隙ができるために、敵にこちらの攻撃を妨害されてしまいます。

どうしても攻略できないという人は、この辺を考えないでパーティ編成をしている可能性があります。
ここでは、敵との距離の考え方とキャラクターの攻撃について書いてみます。

敵との距離は、以下の5つに分けられます。 (名称は便宜的な物です)
至近距離(Close Range、以下Cと略記)、 近距離(Short Range、以下Sと略記)、
中距離 (Middle Range、以下Mと略記)、遠距離(Long Range、以下Lと略記) 、
射程距離外(攻撃が当たらないところ。)



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C
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S
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M
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L
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射程距離外
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(しかし、この距離も、キャラクターによって若干変わってくる場合があるので注意。)


至近距離(Close Range)/近距離(Short Range)

敵のすぐ隣の領域。普通に攻撃しようとすると大概この距離までくる。

講談社の攻略本によれば、近距離で攻撃法の変わるキャラクターと
変わらないキャラクターがいるらしいが、実際にプレイしていてあまり違いを感じない。

チサトとボーマン以外はスキル「コンビネーション」があっても連続攻撃(コンボ)が難しい。
特にモラモラなどのすぐに左に逃げる敵に攻撃する場合、近距離からの技が出る事が多いので、
ここからの攻撃をもっとも苦手とするエルネストやクロードを使うときは注意。

剣士の中ではアシュトンが最もこの距離からの攻撃が得意だが、前述の二人と比べるとやはり不利。

プリシス・アシュトン・ボーマンの必殺技「モ〜ル」、「リーフスラッシュ」、「くびかせ」は
敵との距離を瞬時につめられるので有利だが、ボーマン以外は接近戦が苦手なので、注意。

対策法
プリシス・アシュトンともに中距離からの攻撃が得意なので、
十字キーの右を押して、少し敵との間合いを取ってからAボタンを押して攻撃。


中距離(Middle Range)

敵と少し離れている領域。プリシスやディアスのここからの攻撃は強力。
アシュトンとクロードも比較的安定した攻撃が可能。

ただし、ここから攻撃するのは難しい。
すぐに逃げる敵への攻撃は遠距離のものになってしまうし、間合いをつめようとする素早い敵には近距離の攻撃になってしまう。
プリシスは遠距離からの攻撃、ディアスは至近距離のみならず、遠距離からの攻撃にも隙ができやすいため、注意。

対策としては、プリシスは「モ〜ル」で間合いをつめればよいが、ディアスは常に先頭に配置するしかない。
ちなみに、エルネストの中距離からの攻撃はあまり強くない。

遠距離(Long Range)/射程距離外

敵との距離がもっとも離れている領域。

大概のキャラクターのここからの攻撃は、攻撃力はあるものの、隙ができやすいのであまり有効ではありません。

サイト・アキュレイトなどのガーディアンや、ムチや移動速度低下の特殊攻撃を使ってくるカージやリリー、
催眠攻撃を使うラパースはでこちらを近寄らせないので、エルネスト以外は不利な戦いを強いられます。

前述の「モ〜ル」などを使えるプリシス達はともかく、
それ以外のキャラクタ−にとってはこれらの敵との戦闘は死を意味します。

クロードはこの距離から強力な突きを出せるが、エルネストと異なり敵との距離が縮まってしまうため、
連続攻撃するうちに至近距離からの攻撃技が出てしまい、そこでコンボが止まった時、疲労で動けなくなりやすいので注意。

対策としては、遠距離からの攻撃から2,3回連続攻撃した後、
「フェイズガン」などの強力な必殺技でとどめを刺すなどが考えられます。

ちなみに、射程距離外では、敵に攻撃は当たりませんが、
キャラクタ−は遠距離の攻撃と同じ技を出します。



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