〜グラヴィス大森林(アシュトン編)〜

アシュトン 「こんなトコロで 何してるんだい?」
プリシス 「あっ アシュトン ん〜とね
 宇宙船の部品が いくつか 足りなかったんで
 コッチまで とりに 来てたんだ」
アシュトン 「ふ〜ん そうなんだ」
「それで… どうだい プリシス
 宇宙船は なおりそう なのかい?」
プリシス 「う〜ん?」
「あと 少し… かな?」
アシュトン 「そっか
 クロードたちとも 無事に ごうりゅうしたし
 これで みんな かえれるんだね」
プリシス 「そだね
 アシュトンは エクスペルに あたしはまた地球に
 かえるんだよね」
アシュトン 「うん そうだね」

選択肢『よかったね』を選択した時
アシュトン 「よかったね」
プリシス 「だよね… これで いいんだよね」
「ねぇ… アシュトン
 アシュトンってば 今でも あたしのコト スキ?
 それとも もう キライになった?」
アシュトン 「な… な… な…
 何? トツゼン!?
 何で そんなコトを 聞くのさ」
プリシス 「いいから 答えて
 アシュトンってば 今でも あたしのコトを
 スキでいてくれてるの?
 それとも もう キライになった?」
アシュトン 「そりゃあ 今でも好きだよ」
プリシス 「ホントに?」
アシュトン 「もちろんだよ!」
プリシス 「じゃあさ 何で!?
 ホントに あたしのコトが スキなんだったら
 何で あたしが なやんでるってコトに
 気づいてくれないの?」
アシュトン 「えッ!?」
プリシス 「あたしが 地球に行ったら あたしたち また
 会えなくなっちゃうんだよ なのに…
 何で よかったなんて 言えるのさ!
 あたしはね 地球にいた 2年の間にいろんなコトを
 見たり 聞いたり したんだよ でもさ… …
 あたしが かわっちゃうコトで アシュトンが
 あたしのコトをキライに なったりしたら ヤだったから
 がんばって 昔のまま…
 みんなといっしょに ぼうけんをしてた あの時のまま
 かわらないでいようって ずっと ずっと がんばってきたのに…」
プリシス 「もう いい… あたし… 先にかえるね」
アシュトン 「プリシス……」


選択肢『また お別れだね』を選択した時
アシュトン 「また お別れだね」
プリシス 「ん… そしたら またしばらく 会えなくなるね」
アシュトン 「そうかんがえると すなおに よろこべないかな」
プリシス 「ほえッ!? どして?」
アシュトン 「うん… … じぶんかってなことだって わかってはいるんだけどね
 プリシスとまた はなればなれになるのは いやだな」
プリシス 「そうなんだ アシュトンってば 2年前の あの時と ゼンゼンかわらないね」
アシュトン 「そ… … そうかな〜?
 自分では ずいぶんと 大人になったつもりで いたんだけど… …」
プリシス 「ううん かわってない あの時といっしょだよ」
アシュトン 「めんと向かって そう言われると なんだか ショックだなぁ…」
プリシス 「い〜の アシュトンは そのままで ねッ?」
「ありがと… かわらないで いてくれて」
アシュトン 「えッ!? なに? 今 何か言った?」
プリシス 「へへ〜 なんでも ないよ〜だ」


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