プリシス (無人君にのっている) |
「む〜 ここの町ってさ 学者の町らしいけど な〜んか そんな感じ しないんだよね〜」 (オペラがいなければ、ここで会話終了?) |
オペラ |
「あら? プリシスのイメージは ちがうのかしら?」 |
プリシス |
「別に たいしたことじゃ ないんだけどさ あたしの行ってるがっこうって もっと 明るいから ちょっと ちがうんだよね」 |
オペラ |
「そうなんだ まぁ エルもあんな感じで 学者だし…… それを かんがえると ちょっとくらいかな?」 |
プリシス |
「そうだよね〜」 |
プリシス |
「ちょっと がっこうが こいしくなるね あ〜 がっこうのともだちに 会いたいなぁ〜」 |
プリシス |
「ねぇ オペラ 何してんの こんなトコで」 |
オペラ |
「ああ プリシス ちょっとね 銃の ちょうせいを していたのよ 最近 どうも だんどうが ひだりの方に ズレるような 気がしてたから」 |
プリシス |
「ふ〜ん んで どうなの? けっきょく 銃は なおったの?」 |
オペラ |
「ダメみたい どうも コンピューターの 部分が おかしいらしくてね ちょっと シロウトには なおせそうに ないのよ」 |
プリシス |
「ふ〜ん」 |
プリシス |
「ちょっと 見せてよ あたしが なおしたげる からさ」 |
オペラ |
「えっ」 「そ… …そんなの 別に いいわよ 狙った トコロに タマが いかない くらい 大した もんだいじゃないし」 |
プリシス |
「そ〜なの?」 |
オペラ |
「そうよ だいたい 足に当たろうが 手に当たろうが そんなに かわり ないじゃない」 |
プリシス |
「あたしは ずいぶん ちがうと 思うケドな?」 |
オペラ |
「そんなコト ないわよ 銃ってものは そういうもの なのよ」 |
プリシス |
「ふ〜ん そっか そ〜だったんだ」 |
オペラ |
「そうそう そういうもの なの」 |
プリシス |
「ねえ オペラ」 「ウソついて ない?」 「あ〜ッ! やっぱり〜ッ! あたしのコト 信用して ないんでしょ!?」 |
オペラ |
「あなたの ことを 信用していない ワケじゃ ないんだけど… 」 |
プリシス |
「けど… 何さ?」 |
オペラ |
「あなたに まかせると よけいな カイゾウまで されそうで イヤなのよ たとえば 銃が 合体するように なるとか かってに 動くように なるとかね… 」 「図星でしょ?」 |
プリシス |
「ねえ オペラ… ヘンケイとかなら… だめかな?」(*) |
オペラ |
「イヤよ」 |
プリシス |
「だったら せめて 会話できるように するとか」 |
オペラ |
「それも ダメ」 |
プリシス |
「あたらしい銃は もうないの?」 |
オペラ |
「こういったものって あんまり 出回らないのよ 軍からの 流出品が もうちょっと 多ければ いいんだけど… 」 |
プリシス |
「ほへッ!? 今 なんてったの?」 |
オペラ |
「何って… … 言ってなかったかしら? この銃って 火星の ダイモスにある フリーマーケットで 手に入れた ものなのよ」 |
プリシス |
「聞いてない 聞いてない」 |
オペラ |
「多少は 高く つくけど あそこって 色々と 手に入って おもしろいのよ チキュウに かえったら あなたも 行ってみたら?」 |
プリシス |
「ねぇ オペラ 多少ってさぁ…… フツーと どのくらい ちがうの?」 |
オペラ |
「そうねぇ…… ものにも よるけど せいぜい そうばの 1〜2ケタ くらい 上って トコロかしら?」 「そうだわ! どう プリシス? 今回の ぼうけんが 終わったら いっしょに ダイモスまで 行ってみない? 私 どうしても かいたいものが あったのよ」 |
プリシス |
「いい! 行かない! とっても と〜っても ザンネンなんだけど あたし 研究とか 色々あって そんなヒマ ないんだ じゃあ そ〜いうことで さよなら〜ッ!」 |