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初めての車購入体験記
最近無性に自分の車が欲しいと思うようになった。家の車はあるがやはり自分のものではないので乗るのに引け目を感じる。お金もある程度たまり、今は家庭も持っていないので多少の出費があっても生活に困ることはない。お金を貯めるだけ貯めても遣わなければ意味がない。パソコンもそうだが買いたい時が買い時である。買うなら今しかない。

2001年6月9日(土)
家から一番近いネッツトヨタ店に行く。新聞広告で見たbBに興味があった。 展示車を見ていると店員がやってくる。定番の「どんな車をお探しですか」から会話が始まる。 店内に入り14時頃から説明を聞き、夕方過ぎに試乗車の助手席に乗る。また店内に戻る。 「あちこち見て周る時間がもったいないないのでここで決めてしまっては?」と言われる。 それを鵜呑みにした訳ではないがまあいいかという気持ちでbBの注文書を書いてしまう。 20時頃までかかってしまう。確かにこの時は買うならこの車しかないと思っていた。

2001年6月11日(月)
車の雑誌を立ち読みしたりする。するとbBより自分の希望に近い車がいくつかある。 ネッツトヨタ店に注文の車種をファンカーゴかヴィッツに変えたいとTELをする。 担当者がいないので伝言を依頼する。 この時は注文書には捺印はしていないので取り消せるだろうと思っていた。

2001年6月13日(水)
会社から昼休みにネッツトヨタ店に注文取消の依頼TELをする。 この時も担当者が不在で伝言をお願いする。 夜にネッツトヨタ店の担当者が家に来る。bB注文のキャンセルを申し出る。 聞いたところ捺印がなくても注文書にサインした時点で契約が成立したことになる。 だがトヨタではキャンセル料はとっていないらしい。損害賠償額はなく自分の目の前で担当セールスが注文書を破棄する。

しかしこのままただキャンセルされたと上司に報告はできないと担当者が言う。 24日までに他の希望車種を決めるという条件を出される。 だが後になって、キャンセルが成立しているのに買い手がこのような条件を果たす義務があるのか疑問に思う。

2001年6月15日(金)
本屋で車の雑誌を買い、欲しい車種や車購入時の交渉方法等について改めて調べる。

2001年6月16日(土)
自分が本当に納得できる車を見つけるためいろいろなメーカーの販売店を回る。 トヨタカローラ店でファンカーゴ、日産サティオ店でキューブ、ホンダクリオ店でフィットの見積りをしてもらう。ホンダクリオ店では当初キャパを見るつもりだったが店員に今後はロゴと共に生産を中止しフィットにモデルチェンジすると言われる。フィットは雑誌で少し見ていたので興味はあった。 説明を聞き、この段階で気持ちはほとんどフィットに傾く。

2001年6月17日(日)
ホンダクリオ店からTELがあり店に出向く。いろいろなパターンの見積りを作ってもらう。 最初は担当者が他の客と商談中のため店長と直接商談する。 ニューモデルで徹底したワンプライス販売のため車体からの値引きはゼロ。 オプションの10%程度が限界らしい。 ファンカーゴやYRVの名前を出してもまったく反応なし。かなり強気である。 だが担当セールスマンは熱意がありよく説明してくれたので好感がもてた。 21日に発売されるので実車を見てから決めることにする。 その足でちょっと離れたホンダプリモ店にも行く。ここでもやはり値引きは難しいらしい。

2001年6月20日(水)
会社からネッツトヨタ店にTELする。お詫びの挨拶の後、先日の条件について確認する。 するとあくまで希望車種がネッツトヨタ店扱いである場合で他メーカー等の場合は関係ないとのことだった。ずっと心にひっかかっていたがこれで納得した。

2001年6月21日(木)
会社から昼休みにホンダプリモ店にTELする。 やはりオプション以外の値引きはできないと言われる。 とりあえずカタログだけもらいに行くと伝える。19時を過ぎるかもしれないと言うと担当者はその時間はいないと言われ19時前に着くように約束する。

仕事が終わり、急いでホンダプリモ店に向かう。 その間にホンダクリオ店からも携帯にTELが入る。実車が入ったので来て欲しいとのことだった。 だがホンダプリモ店に行く約束をしているので先にそちらに行く。 初めて実車を見る。まさに自分が望んでいたものだった。コンパクトボディにゆったりとした居住空間。荷室の容量も十分に確保されている。ボディラインもすばらしい。 この段階でどうしてもこの車が欲しくなる。

担当者が再度見積もりを作ったというので見せてもらう。 なんとオプション値引きの他に車両本体値引が\30000になっていた。 いったい昼間のTELでの回答は何だったのか。今この車にこれ以上の条件は望めないだろう。 だが担当者が「ここで決めなけれなければお断りする」と出てきた。 今日はとりあえずカタログだけもらう予定だったので契約するつもりはない。 ここで昼間のTELでカタログをもらうだけなのになぜ19時前と言ったかがわかった。

19時を過ぎると契約に時間がかかるので営業時間内に終わらない。 契約させるという前提で時間を指定したのだろう。 確かに条件はよいのだがその強引なやり方に引け目を感じた。店の雰囲気もどこか暗い。 アフタの事も考えると、ただ安いというだけでここで買うのは危険だと思った。 ホンダクリオ店は活気もあり、店の印象もよかった。結局カタログだけもらって店を出る。

その直後、ホンダクリオ店にTELすると実車を家まで持って来てくれるとのこと。 帰宅し、夕食の最中に担当者が実車を持ってくる。 もうこの車に決めていたが一応説明を聞く。一部のオプションを見直し、再度見積りしてもらう。 一度担当者は店に戻り、夜遅いにもかかわらずまた電話してきた。 ここでぜひ決めて欲しいとのことだった。

再見積りの内容はだいぶ自分の希望上限金額に近くなった。 オプション値引き以外はボディカバーのサービスのみだが担当者の熱意に押され、決めてしまう。 再び担当者が家に来る。ここで正式に契約書にサインする。 とうとう念願のフィットを購入する。


今回初めて車を購入した。なるべく安く買えるのにこした事はないが購入欲は店やセールスマンの対応にも左右されることがわかる。条件は多少悪くても売り手の誠意を感じるとつい応えたくなる。 また、普通は雑誌等でいろいろな情報を入手し事前に候補の車種を決めてから販売店に行く。 だが自分は下調べをほとんどせずいきなり販売店に行ったのがキャンセルという失敗の原因である。車は家の次に大きな買い物である。決めるのに時間をかける価値は十分にある。

これから車を購入しようと考えている方にこの体験談が少しでも参考になればと思う。
(なるわけないか)

ちなみに任意保険は既に車を所有している家族の名義で二台目の購入という名目で加入する。 こうすると30%割引が適用されるのでかなり得である。 あくまでその車種に対する保険であり一年たてば自分の名前に名義変更できるらしい。



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