遠くで 笛の音響いた 始まる 今日はお祭り 揺らめく 光が優しく 二人を 照らし出すから あなたの 突き刺す視線で 私は もうかざぐるま そうなの いつでもそうなの あなたは 冷たいだけね 私の足の 小指結んだ 赤い糸に 加わる糸 そうよあなたは いつもどこかで 冷めて私を 見据えるの 悲しい さだめね 頭の上を よぎる雲 終わるの 今日はお祭り 土砂降りの 雨の中 今 二人で 立ちつくすのよ あなたの 冷たい背中に 私は 簪（かんざし）立てる そうなの いつでもそうなの あなたは 忘れるだけね ※今度は何時（いつ）と たずねる時も 見えないままに 影法師 明けゆく空は 蒼い想いを 乗せて朝日を 待ちわびる 悲しい さだめね ※くりかえし 祭りが 終わった…