ばかパパのパソコン購入記


 現在、我が家にあるパソコンは、N○C社のPC−9821Xa12/K12及び自作パソコンである。
このパソコンで8台目である。
 過去に購入した機種は以下のとおり。

<デスクトップタイプ>
 1台目(昭和59年 5月購入):PC−9801F1
 2台目(昭和63年12月購入):PC−9801RA2
 3台目(平成 5年   購入):PC−9821As2
 4台目(平成 7年   購入):PC−9821Ap3
 5台目(平成 7年11月購入):PC−9821Xa12
 5台目のその後        :PC−9821Xa12パワーアップ
                   :再度のパワーアップ
                   :再々度のパワーアップ
                   :更なるパワーアップ(12年12月)
 6台目(平成11年 9月自作):自作パソコン1号(現行機種)
                   :再度のパワーアップ
                   :再々度のパワーアップ(12年12月)
 7台目(平成13年 4月購入):hp pavilion 2250(現行機種)
 8台目(平成14年12月購入):sotec pc station GX4001(現行機種)

<ノートタイプ>
 1台目(平成5年4月購入):PC−9801NA/C
 2台目(平成8年4月購入):PC−9821Nb7(職場で使用中→その後売却)
 3台目(平成12年5月購入):PC−98LavieM

<携帯情報端末>
 1台目(平成9年1月購入):モバイルギアK12(黒モバ)


<パソコン機購入記>

初代(PC−9801F1)

 CPUはi8086だったと思う。メモリーは128KB、ディスクは5インチ1ドライブ。今思うと何と可愛いスペックだろう。
 私は、これでBASICとゲームにいそしんでいた。当時のゲームは、ブラックオニキスとか、デゼニランド等々。また、オセロゲーム等を自分で入力したり、仕事用の分散分析プログラムの作成等をしていた。これでも結構楽しかった記憶がある。
 5年ほど使用したが、ディスク装置が故障してしまい、職場の若い者にタダで譲った。



2台目(PC−9801RA2)

 CPUは80386、16MHz。32ビットの初代機種。メモリーは640KB。ディスクは5インチ2ドライブ。
 これを購入したときは、32ビットの威力に圧倒されたものである(しかし、そのスピードにはすぐに慣れてしまった。)。
 私はこれで、イース1〜3、スタートレーダー等で楽しんだ。
 私は、この頃からだんだんハードをいじくるようになった。まず、EMSメモリーを追加(2MBくらい)したり、3.5インチドライブを購入したり、MIDI(ローランドCM500)を購入したり、CPUをサイリックスに乗り換えたり(ジャンク品を購入)した。



3台目(PC−9821As2)

 CPUは80486、33MHz、メモリーは8MBだったと思う。購入するきっかけは、単に486が出たためである。RA2を売って購入した。
 購入した当初は、486のスピードの早さにうっとりしていたが、あっという間に慣れてしまった。そればかりではなく、OSをDOSからWINDOWS3.1に切り替えたところ、逆にスピードの遅さにがっかりしてしまったくらいである。この頃にレーザープリンターであるPC−PR1000E/4、外付け340MBのハードディスク(今は亡きICM社)及びカノープスのPOWER WINDOW928Gも購入した。
 当時、遊んだソフトは、A列車3、遥かなるオーガスタ、ブランディッシュ等々である。



4台目(PC−9821Ap3)

 CPUは80486、33MHz、メモリーは16MBだったと思う。As2を売って購入した。この機種を買った動悸は、衝動買いに近いものがあった。単に、ファイルスロットがファイルベイ対応になったことが原因だったような気がする。倍速CD−ROMを購入し、また、後にODPを購入して100MHzまでアップした。ただし、投資金額に見合うパフォーマンスは得られなかった。
 この機種は、いわゆる「はずれ品」で、購入後すぐにCD−ROMが故障し、NECに持ち込むが、原因がわからず修理されずに返品された。しかし、症状は良くならず、さんざん文句をいって、やっとCD−ROM装置を交換してもらったたりした。 その後もハングアップが頻繁におこるなど、ほとんど不良品状態であった。
 この頃から、NECは矢継ぎ早に新製品を投入し始め、まもなくXシリーズが発表されて、98のDOSX化が決定づけられることとなるが、そんなこんなもあって、この機種には一度も愛着がわかず、すぐに手放す羽目となった。また、この時期から、SUNTACの144モデムを購入し、ばかママがニフティにはまりこむようになった。



5台目(PC−9821Xa12/K12)

 CPUはPentium120MHz、メモリーは16MB+16MB。
 OSがWINDOWS95となり、486ではまともに動かないことが判明し、 また、98のDOSX路線も明確となり、現在の機種の購入となった。ただし、今回は、8086から386へ、また、386から486へ移行したときの体感速度は得られなかった。ペンティアムは486のマイナーバージョンアップの印象だった。

 今の機種は、これまでの98の経験を生かし、随所で改造を加えた。
 まず、ハードディスクの増設。内部にEIDEのハードディスクを増設するのだが、これは、DOSX用に売られているベアドライブをDOSXショップで購入し、同時に取り付け金具を購入して取り付けた。難なく動いた。ただし、これにより、機動時間がやたら遅くなるとともに、ビデオCDが動かなくなった(ばかパパ!)。
 そこで、今度はCD−ROM装置をSCSI接続とすべく、同じくDOSXショップでNakamichiの8倍速4連奏ドライブを購入し、アダプテックのSCSIマスターに接続した。これで、ビデオCDの問題はクリアした。
 最後に、禁断のクロックアップを行った。この機種は外部クロックが60MHzであるが、マザーボード上のSW2のジャンパーピンをショートさせると66MHzになってしまう。つまり、費用をかけずにXa13と同じになってしまうのだ。さっそく、ナカミチのCD−ROMに付いていた余っているジャンパーピンを用いてSW2をショートさせた。何も問題はなかった。ペンティアム120MHzは133MHzでも問題なく動くようだ。おかげで全体のパフォーマンスは15%ほど向上した。
 みなさん!、9821Xa13を買おうと思っているなら、Xa12とジャンパーピン1個を購入しましょう!(ただし、これで動かなくても私を責めないでください。)
 なお、そのほか、640のMO(TEAC製)、NiconのcoolscanU及びローランドのSC−88VLを購入。スピーカもBOSEのを購入した。 さらに、電話回線をISDNとし、NTT−TE東京製のMN128も購入した。 プリンターは、キャノンのBJ400を投げ売りしていたのを購入した。
 最近は、この98を限りなくDOSX化することに楽しみを見いだしている。今度は何をやろうかなあ〜。CPUをサイリックス製にするか、内蔵ハードディスクをすべてSCSI接続とするか? これをご覧になられた人で、何か良いアイデアがあれば教えてください。

<その後>

 ついに、CPUを交換した。理由は、Pentium133ではPhotoshopの画像変換が遅く、ゲームでも不満を感じるようになったためである。 交換したものは、メルコのHK6−MX266Nである。多少値が張ったが、スピードの魔力には勝てず、気がついたらレジでカードを握りしめていた。 このCPUは、現行機種は保障対象とはなっていないが、V13が対象となっているため、同じマザーボードのはずであるXa12でも動くはずという強い信念で購入した。でも、正直いって、動かなかったらどうしようという不安もあったのは事実である。 この不安は的中することなく、以外にもすんなり動作してしまった。 交換後の体感スピードは明らかに高速で、Photoshopも快適に動作するようになった。これで、当分新しい機種を購入しなくても済みそうである。  なお、これと前後して、メルコの外付けハードディスク4.3Gを購入したが、これがくせ者で、フォーマットが正常に行われずにショップで交換後、同じ症状が発生して、メルコに修理を依頼したものの正常であるとの返事であった。その後再フォーマットしたところ、正常に動作し、現在に至っている。 また、フィルムスキャナーをバージョンアップし、ニコンのcoolscan2000をボーナス一括払いで購入した。

<再度のパワーアップ>

 ついに K6−2−400 をつけてしまいました。最近は98改造仲間が集まる「どるこむ」で勉強し、メルコ下駄に付いていたK6−266のCPUを精密ドライバーを使ってはずし、そこにK6−2−400を付けた。無事に起動することが出来た。しかし、同時に買ってきた内蔵ハードディスクをフォーマットしようとして、知らずに何気なくDOS5.0のディスクを挿入して起動し、「フォーマットが出来ないじゃないか。・・・」と騒いでいじっている間に、これまた何気なく起動ディスクを読み込もうとしてしまった。その後、DOS5.0と気づき、DOS6.2に交換するも、起動ディスクが逝ってしまった。再度、システムを構築するハメになってしまった(バカパパ)。
 おかげで、スピードはかなり速くなったような気がする。特にPhotoshopの変換は早い。しかし、なぜか外付けモデムが文字化けするようになり、現在は使用を休止している。

<再々度のパワーアップ>

 K6−2−400をK6−3−400にバージョンアップした。理由はK6−3が安くなったからである。このCPUは2.4V仕様であるが、自分が持っている下駄は2.2Vもしくは2.5Vにしかできない。ネット上から情報を得ると、2.2Vでもうまく動くことがあるというので2.2Vにしたら、すんなり動いた。
 しかし、その後がいけなかった。2.5Vでも動くかどうか試したあと、2.2Vに戻したときにうまく立ち上がらなくなってしまったのである。なぜなのか理由は不明であるが、セカンドキャッシュを付けなおしたら、やっと動くようになった。この間数時間を無駄にしてしまった(バカパパ)。
 その後、システムをWIN98にバージョンアップした。

<更なるパワーアップ>

 K6−3−400MHzをK6−3−500E+に、下駄をメルコのN3下駄に換えた。そして、いつものごとく533MHzにクロックアップした。600MHzでも動いたが、危険なので常用はやめた。
 また、ある事件をきっかけに、20MBのハードディスクをゲットし、2MBのと交換した。



6台目<自作パソコン1号>

 余ったK6−2−400の有効活用を図るべくあれこれ思案していたが、この際これを元手に自作パソコンを作ってみようということになり、我が家の大蔵大臣をうまくまるめこみ、15万円の軍資金を得ることに成功した。この15万円を握りしめ、さっそく秋葉原に行き、部品を調達してきた。
 今回の自作パソコンのコンセプトをいろいろと考えた。K6−2−400を利用するとなると、マザーボードはソケット7に限られる。この程度の能力だと、市販品では10万円以下のパソコンのレベルである。自作パソコンでも、10万円以下で作れるだろう。しかし、手元には15万円ある。この5万円の差を何に投資しようか。そうだ。末永く使えるものといったら、外側のケースしかない。そこで、ケースは
 ・星野金属工業のMT-PRO 2000 PremiumBlack  44,800円
とした。残りの金額で、次のものを購入した。
 ・マザーボード ASUSTech P5A 音源付き    10,800円
 ・メモリー PC−100 128MB              20,000円
 ・ビデオボード ミレニアムG400 16MB(バルク)   18,000円
 ・CD−ROM 32倍速(バルク)               5,000円
 ・FD(バルク)                          3,000円
 ・HD IBM ULTRA ATA66 15GB(バルク)  15,000円
 ・Windows98SE(OEM)                 15,000円
 ・キーボード                          2,000円
 ・マウス                               500円
 ・LANカード                          5,000円
 ・その他 ねじ、ケーブル類等                3,000円
これで、消費税を入れておおむね15万円である。要するに、ケースとメモリー以外はすべてバルク品から成り立っている。これでも、パワーアップしたPC−9821Xa12よりかなり高速である。技術革新はすごいものである。私は、この愛機を「見栄はる1号」と名付けた。
 今回、部品を買いそろえてみて感じたが、ソフトウエアが相対的に高価であるということである。最近、マイクロソフトの独占問題がアメリカで話題となっているが、ソフトの値段ももう少し安くして欲しいと感じた。
 
 その後、98と見栄はるをつなげるため、NECのコムスターズルーター(ISDNルーター)を購入し、LANでネットワーク化した。

<再度のパワーアップ>

 その後、リコーのCD−R/RW/DVD再生装置(M9060A)を購入し、DVDの再生を試みるも、若干の駒落ちが観察された。
 このため、ビデオボードをGForce256DDRに換え、マザーボードをASUSTechのP3B−F、CPUをP3−500Eとした。もちろん、当然のごとくオーバークロックによりFSBを100から133とし、667MHzで問題なく動作した。これでDVD再生もスムースとなった。

<再度のパワーアップ>

 その後、CD−Rをジャストリンク機能付きのリコーのCD−R/RW/DVD再生装置(M9120)とし、CPUをペンティアム3−800(FSB100)に交換した。もちろんクロックアップしたが、920MHz(FSB 115MHz)が限度であったので、900MHzで常用することとした。



7台目(hp pavilion 2250)
 始めて購入した省スペースパソコン。想像していたより小さい感じがした。CPUはpentiumV1GHz。システムはwindows Me。ビデオボードはintel815内蔵チップのため、極めて非力に感じた。特に、フォトショップの画像編集で不便を感じた。それ以外は比較的満足するものであった。



8台目(sotec station GX4001)
 画像処理に快適なパソコンを物色していたが、pentium4 3.06GHz、ビデオボードが使用できるパソコンで最も小型のものがこれだった。それでもミニタワー型なので置き場所に困る。システムはwindowsXP professional。
 数多くのソフトを順次インストールしていたら、突如システムが立ち上がらなくなり、何度もシステムの初期化をした。何度かシステムを初期化したら、その後は順調にいっている。
 ビデオボードはATI radeon9500pro、比較的高速で絵がきれいなのは気に入っている。チップ抵抗のハンダを一部ショートさせれば9700pro相当になることを知り、改造したくなっているが、今は我慢している。
 家内は早速ファイナルファンタジー]Tを購入し、インストールした。しかし、当初は途中でハングアップしてうまく動かなかったが、原因はノートン先生とわかり、インストールし直したら動くようになった。今は非常に快適である。
 当面は、hp pavilion と sotec を両方立ち上げられるようにするため、モニター、キーボード、マウスを兼用できるチェンジャーを購入。



モバイルギア購入記

 上司が某社の携帯情報端末であるザ○ルスを持ち歩いているのを、いつもうらやましく思っていたが、ペン入力タイプは自分には似合わないし、何か良いものがないかと思っていたところ、やっぱりNECさんはやってくれました。自分にピッタリの黒モバが出たではありませんか・・・。さっそく、ボーナスの小遣いを使い果たし、秋葉原で黒モバを買ってしまいました。パソコン通信や電子メールのやり取りもできるし、申し分ないです。
 この機種を選択した理由は何と言っても、@キーボードが打ちやすいこと、ADOSマシンに変身可能であること、です。他の携帯情報端末はキーボードとはとても言えないちゃちぃーボタンが付いているものが多く、自称パソコン使いの私にとっては、通常のパソコンと同様に入力が可能で、かつ、DOSマシンとしても利用可能であることが、すごく魅力的でした。

 以上、ばかパパのパソコン購入記でした!!


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