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          瀧本労働衛生コンサルタント事務所(大阪)  
            40歳以上のサラリーマンで、血圧や肝機能など健康診断の主要4項目が全 て「基準値範囲内」の人はわずか2割にも満たないことが、健康保険組合連合 会(健保連)の調査でわかった。 
           健保連は、食事や運動など生活習慣の見直しによる改善を呼びかけている。 
            健保組合は、大企業の会社員や家族約3000万人が加入している。このう ち、433組合に加入する40〜74歳の会社員270万4234人について、201 4年度の血圧、脂質、血糖、肝機能のデータを調べた。 
            その結果、4項目全て基準値範囲内の人は約45万人で全体の17%しかい なかった。半数にあたる約136万人は、1項目以上が「医療機関の受診を勧め る数値」となっていた。「受診は必要ないが保健指導が必要な数値」の人は約8 9万人(33%)いた。 
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          (読売新聞 2016年07月06日) 
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