瀧本労働衛生コンサルタント事務所(大阪)
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厚生労働省は16日、発がん性のあるアスベスト(石綿)による健康被害で2
014年度に労災認定などを受けた人の勤め先のうち、事業場名が不明だった り、個人事業主だったりしたものを除く939事業場を公表した。うち710事業場 で新たに認定者が出た。
建設材料などに使われた石綿は04年に製造や使用が原則禁止されたが、
数十年たって発症する人もいる。14年度に労災認定を受けたのは1080人。 このうち347人は認定時に亡くなっていた。石綿健康被害救済法に基づく遺族 への給付金の支給は20人分が決まった。
認定者を症状別でみると、中皮腫が529人、肺がんが391人、石綿肺が78
人、びまん性胸膜肥厚が50人、良性石綿胸水が32人。
厚労省は17〜18日午前10時〜午後5時に電話(03・3595・3402)で相
談に応じる。
このほか、民間団体の「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」も両日午
前9時〜午後5時にフリーダイヤル(0120・117・554)を設ける。
また、厚労省は05〜14年に公表した事業場のうち一部の名前や所在地を
訂正した。
(朝日新聞 2015年12月16日)
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