瀧本労働衛生コンサルタント事務所(大阪)
厚生労働省は19日、2010年度に「サービス残業」で労働基準監督署から
是正指導を受け、計100万円以上の残業代を新たに支払った企業は前年度 から165社増の1386社だったと発表した。企業が人件費抑制を続けるなか、 リーマン・ショック後の景気持ち直しで仕事が増えたため、3年ぶりに前年度を 上回った。
是正指導後に支払われた残業代の総額は前年度比7億円増の123億円。
対象者は同3342人増の11万5231人で、1人あたり平均11万円。1企業で の支払額の最高は3億9409万円だった。
(朝日新聞 2011年10月19日)
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