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          瀧本労働衛生コンサルタント事務所(大阪)  
            厚生労働省の作業チームは7日、2000年度から進めている国民の健康づく り運動「健康日本21」の最終評価をまとめた。59項目の課題のうち、日常生活 での歩数が減るなど9項目で悪化していた。 
            健康日本21は、生活習慣病の発生を減らすことなどを目的に始まった。食 生活や運動などの数値目標を掲げ、来年度に終了する。13年度からの新たな 国民健康運動の計画づくりのため、今回を最終評価とした。 
            1997年と09年の国民健康・栄養調査などの結果を比較すると、日常生活 での歩数の1日平均(15歳以上)が、男性は8202歩から7243歩に、女性は 7282歩から6431歩に減った。背景には、エレベーターやエスカレーターなど が増えたことがあるとみている。 
          (朝日新聞 2011年10月8日) 
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