瀧本労働衛生コンサルタント事務所(大阪)

セクハラ経験、働く女性の16.8% 連合がネット調査


  働く女性の16.8%が職場でセクハラ被害を経験していることが、連合の調
査で明らかになった。男女全体では10.2%で、そのうち労働組合に相談した
のは4.9%。労組が身近な相談場所になりきれていない実態が浮き彫りにな
った。

  調査は働いた経験のある全国の18〜59歳の男女に対し、4月28日〜5月
9日にインターネットを通じて実施。男女各500人分の有効回答を分析した。

  男性でセクハラを受けたのは3.6%だったが、パワハラは24.4%と女性の
18.8%を大きく上回った。いずれかの被害を受けた場合の相談相手は全体で
「同僚」「友人」がともに20%台、労組は4%台、公的機関は2%台だった。一
方、「誰にも相談しなかった」と答えた人が30%を、その職場を辞めた人が2
0%をそれぞれ超えた。(石山英明)

(朝日新聞 2011年6月27日)


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