瀧本労働衛生コンサルタント事務所(大阪)

平均寿命 女性は22年連続世界1、男性も2位に浮上


  06年の日本人の平均寿命は男性が79.00歳、女性が85.81歳で、前年
よりも男性は0.44歳、女性は0.29歳延びたことが26日、厚生労働省がまと
めた簡易生命表で分かった。

  05年はインフルエンザが流行した影響で前年を下回ったが、06年は再び上
昇傾向に転じた。厚労省は、がん、心臓病、脳血管疾患の3大疾患での治療
成績の向上が貢献しており、当分寿命が延びる傾向が続くとみている。

  厚労省が把握する主要各国・地域の最新データと比較すると、女性は22年
連続の世界一で、香港(84.6歳)、スペイン、スイス(いずれも83.9歳)、フラ
ンス(83.8歳)が続く。

  男性は前年の4位からアイスランド(79.4歳)に続く2位に上がった。3位以
下は香港(78.8歳)、スイス(78.7歳)、スウェーデン(78.50歳)の順。

  日本の場合、3大疾患で死亡する確率は男性が56.00%、女性は53.5
7%。3大疾患が克服されれば、男性の平均寿命は8.31歳、女性は7.20歳
延びる見込みという。

(朝日新聞 2007年7月26日)


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