瀧本労働衛生コンサルタント事務所(大阪)
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厚生労働省の05年の国民健康・栄養調査によると、成人への調査では、た
ばこの喫煙率は男性が前年比4.0ポイント減の39.3%で初めて4割を切っ た。女性は11.3%で横ばいが続いている。
年代別では、男性は30代が54.4%と最も多く、20代の48.9%が続い
た。女性は30代19.4%、20代18.9%で、ともに20〜30代の喫煙が目立 った。
このほか、メタボリック症候群の「強い疑い」「予備軍」は40〜74歳で計約1
900万人と推定。男性の2人に1人、女性の5人に1人という傾向に変化はな かった。女性は20〜30代の2割が低体重とされた。
子どもの肥満傾向は変わらない一方、やせている子どもが増えたことがわか
った。「普通」の体形を維持しているのは男女とも6割を大きく割り込んだ。厚労 省は、朝食を子どもだけで食べる家庭が4割を超えていることなどから、「食べ 過ぎたり食べなかったり、食生活の乱れが影響しているのではないか」と話して いる。
(朝日新聞 2007年5月17日)
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