瀧本労働衛生コンサルタント事務所(大阪)
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厚生労働省が2003年末にまとめた調査によると、企業で働く人のうち、短時
間(パート)労働者の割合は同年7月末で25.5%と前年比0.5ポイント上昇し、過 去最高を更新した。4人に1人がパート労働者として勤務している。小売・飲食 業では3人に1人がパート労働者となっており、雇用形態の多様化が鮮明になっ ている。
産業別にみると、外食産業や流通業では、総人件費を抑制するため正社員
の代わりにパートが従業員の主力となりつつある。建設業ではパート労働者の 比率は低く、 7.2%にとどまる。製造業では約2割がパート労働者となっている。
(日本経済新聞 2004年1月3日)
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