| 
          瀧本労働衛生コンサルタント事務所(大阪)  
             過労死を防ごうと厚生労働省は23日、労働者の疲労蓄積度を自己診断する チェックリストを作った。インターネットで公開し、判定結果の悪い人は産業医や 上司に相談するよう呼びかけている。 
             最近1カ月の自覚症状13項目と勤務状況7項目について、それぞれ「ほとん どない」「時々ある」「よくある」、「ない」「多い(大きい)」「非常に多い(大きい)」 の3段階でチェック。両方の結果を合わせて、仕事による負担度を「低い」「やや 高い」「高い」「非常に高い」の4段階で判定する。 
             同省は、負担度が高い場合、上司や産業医などに相談し勤務状況の改善を 求めてほしい、と呼びかけ、残業時間が月に45時間を超えると、脳出血や心 筋梗塞(こう・そく)などのリスクが高まるため、「要注意」と警告している。 
             リストは中央労働災害防止協会のホームページに掲載されている。  
          (朝日新聞 2003年6月23日) 
          労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト 
  |