この子たちはよく行く茶店で働く兄弟だ。3カ月前に彼らの村はマオイストに襲撃され、若者は思想教育のため連行された。運良く難を逃れた彼らは親と別れて親戚を頼りにカトマンズへやってきた。そこで紹介された茶店の仕事は朝4時から夜7時までと過酷なものだった。彼らは学校で勉強することを熱望しており、帰国前日、僕はひとつのNGOの連絡先をこっそり彼らに教えた。抱き合って喜ぶ二人の姿に彼らが無事NGOの施設で勉強できることを祈らずにはいられなかった。


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