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2003/2/2 |
雑誌でよく見る話。マウスを動かしていたら机の端まで行ってしまい、これ以上横に動かせなくなってしまったという奴、笑いながら「そんな奴いるわけないじゃん」と思っていたら、客の一割はそんな奴、いやお方でした。結構そういう人は多いようなのであえて書きません。マウスがいなくなってしまう人の話です。
確かWindowsの設定でマウスを右にずっと動かし画面の端まで行くと左から出てくるような設定があったと思います。(もしかしたらこれが標準で私のように右端に行ったらそこで行き止まりという方が少数派?)お客のパソコンがまさに右端まで行ったら左からマウスカーソルが出てくるという設定になっていました。ちょっと操作説明していてやりづらいなと思った覚えがあります。
その後、そんなマウスカーソルのことはすっかり忘れた頃に例のお客から電話がありました。マウスを動かしていたら画面からいなくなってしまったとのこと。「マウスだけに画面の真ん中にチーズを近づければ寄ってくるんじゃないですか」などと我ながらすばらしい意見を頭に思い浮かべたものの必死な相手に対してそんなことを言ったらキレるに決まっています。よって真面目に対応(いつも真面目ですが)します。どうもそのお客はマウスを右へ右へと移動させているようです。それまではそうすることにより左からマウスカーソルが出てきていたそうです。ところがその日に限って右へ推定5キロメートルくらいも動かしても左から出てこないそうです。??
「試しに左に動かしてみてください」と聞いてみました。左に推定1センチ動かしたらマウスカーソルが姿を現したそうです。そうです。いつの間にか設定が変わっていて(誰かが変えたのでしょう)右端まで行ったらそこで行き止まりになっていたのです。マウスカーソルの矢印って右端に行くとちょうど画面から姿を隠すような所に留まりませんか。これって設計のミスではないでしょうか。画面の右にマウス一匹がかくれるだけの隠し画面があるようなものです。
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