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2003/2/2 |
パソコン雑誌によくある話です。ゴキブリは暖かいところが好きなのでパソコンの中が大好きだとか?最近のCPUの発熱はゴキブリにとっては手ごろな暖房か。さらに私が思うに、NECPC98シリーズ時代はパソコンの筐体のつくりがしっかりしていたのでゴキブリが入り込む隙間がなかったのですが、最近のは筐体に隙間があったり、PCIスロットのカバーがちゃんとしてなかったりと加工精度が落ちているようでゴキブリの玄関だらけ。
パソコンをリースで利用していた客からリースが切れたということで私のところに機器が返却されてきました。5年も前のパソコンなので(私が現在の会社に入社する前に前任者が販売したものでしょう)今時使い道なし。戻ってきても処分業者に廃棄を頼むだけです。
戻ってきたパソコンを梱包のダンボールから取り出すとダンボールの底に茶色いものが・・・虫の足状の物体です。この時点で悪い予感がしたのですが、ほおっておく訳にも行かず勇気を出してパソコンへ。すると見慣れた?虫の腹部がFDドライブに突き刺さっています。これがゴキブリの腹部だと気づくのに時間はかかりませんでした。もちろんすでにお亡くなりになられており、乾燥した抜け殻みたいなものです。私に向かって襲い掛かってくることもありません。が!ゴキブリがダメな私にとってもうそれだけで十分。ダンボールにパソコンを投げ入れ、ガムテープで厳重に梱包し、倉庫へ。見なかったことにして今に至っています。男なので「キャー」という叫び声は心の中でだけ100dBくらいであげました。
雑誌で見聞きした話ってほんとうだなぁと感じた一瞬でした。幸いにして私は自分のパソコンからゴキブリが出てきた経験はありません。自作なので他の人に比べてケースの開け閉めが多いためゴキブリも安心してお休みになれないのかも知れません。
私の友人で、ゴキブリが暖かいところを求めてCPUファンに入り込み、PC電源ONと同時にファンに巻き込まれたというお人がいます。彼も自作派でファンの異音に気づきケースを開けたところ・・・血飛沫ならぬ虫のバラバラ死体がM/B、ケース内側にべっとり。その後、彼がそのPCをどうしたかは聞いていません。ただ、私のところに来たリース切れパソコンの内部がそうなっていないことを祈るのみです。メスだったら卵が飛び散り、母の遺体を食糧に子ゴキブリがうようよと・・・なんてね。
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