2 東丹沢

交通の便は谷太郎川以外は不便。一泊か自動車の利用がベター。

特徴
１谷太郎川以外は交通の便が悪く、バスだと強行軍になる。一泊だと優雅。自家用車は便利。アプローチをタクシーで入り、帰りは近くにバス停まで下りる、と言う方法もある。
２交通の不便な分、滝のルートはクリアーでなく、また巻き道も明確でないため、表丹沢の初級に較べると、かなりてこずる場合あり、要注意。
３早戸川、本谷川、塩水川の各流域にはヒルが結構いるので下山時にはボディチェックをしたほうがよい。

凡例
興味度　面白さ美しさなどの総合的な興味度合い。ａｍａｒｏ個人的なもの　
★無し＝感性にもよる　　　★＝ソコソコ　　　　★★＝お勧め　　　　★★★＝特選
110G　　丹沢の谷110ルート　の沢のグレード
個人G　 ａｍａｒｏ個人的な評価グレード　　初級下　初級　初級上

沢　　　名 川 興味度 110Ｇ 個人Ｇ 　　　　　　　　コメント　　　　　　　　　　　　
谷太郎川流域
水ノ尻沢 谷太郎川 ★ 初級 出合い付近は堰堤が続くが、上部は手頃な滝が続く。特に悪い滝はない。出合付近は近隣民家の雑排水路のようになっているので、少し上から沢に降りた方が良い。
石尊沢 中津川 ★★ 初級 初級 アプローチ、沢とも長いので時間に注意。沢は滝は少ないが楽しい。癒し系の沢と言える。110Ｇの遡行図にやや誤りあるので注意。現在林道は封鎖されているので、物見峠から登山道を行くのが正解かも。
水沢 藤熊川 初級 初級 出合のオートｷｬﾝﾌﾞ場要注意。管理人が入渓谷に際し、眼の玉ひんむいて「私有地を通るな」と相当うるさい。沢はあまり面白いとは言えないので、行かない方がよい。
カンスコロバシ沢 〃 ★ 初級 初級 小滝が多い。途中に堰堤が多い。ツメは急なので早目に尾根に逃げた方が良い。また面白い沢と期待して行くと当てが外れることうけあい。
ミズヒ沢 〃 初級 初級 大杉橋まで長い林道。長いアプローチの割には規模的に貧弱。期待半分で丁度良い。しかし不遇の地域の分、北尾根が良い
ヤゲン沢 ﾀﾗｲ小屋沢 ★★ 初級 初級 渓流がなんともいえない。癒し系の沢と言える。８ｍ滝は無理なら巻くのが良い。また、上部の二俣は「丹沢110の谷」の右俣より左俣の方がよい。上部の１ｍ幅の涸れたゴルジュは超愉快。ただし、烏尾山直下のツメは滑るので注意。
塩水川本流 塩水川 ★ 初級 初級 塩水橋にゲートが出来てしまい、そこから歩きとなる。林道がやや長い。全体に明るい沢。しかしのんびり遡行するには良い。車利用がベスト
弁天沢 〃 ★ 初級 初級 出合から堰堤が続いて嫌になる。大滝以外滝といった滝はない。大滝の直登は３級上くらい。ハーケン必要。降雪前の冬でもＯＫ
大日沢 本谷川 ★ 初級 初級 ここのみ登るのは短すぎるし、アプローチも長い。他とセットで良い。下降によし。表尾根からこの沢を下降して別の沢に行くのが良いかも。
オバケ沢 〃 初級 初級 滝はほとんどない渓流状。
四町四反沢 〃 ★★ 初級 初級上 「丹沢110の谷」の左俣は期待半分と言うことろか。キュウハの下部通過、やや悪い。巻き有り。
また上部二俣にて「丹沢110の谷」の左俣は本来のルートではない。
本来は右俣がルートでこちらを登った場合は中級となるので注意。また、右俣を登った場合はすごく充実します。ハーケンは２本以上必要かも
宮ガ瀬鐘沢 早戸川 ★★ 初級 初級上 早戸川林道から入る林道にはゲートが出来て徒歩となる。その分アプローチ長い。沢もかなり長い。上部の滝でやや悪い滝もあるので注意。しかし水まみれになり、楽しいこと請け合います。
本間沢 〃 ★★ 初級 初級上 思ったより充実する。中流より上の滝は直登も巻き道も案外シビア。こころして登られよ。大滝は左のルンゼから登る。各滝は無理なら巻くこと。ザイルは必須だ。
太礼ノ沢 〃 ★ 初級 初級 車利用推奨。特に悪い滝ないが、各滝の巻き道は不明瞭。緑が素晴らしい
瀬戸ノ沢 〃 ★ 初級 初級 大小の岩屑が続く。小滝は多い。太礼ノ沢同様帰り道が長い。本間橋に車を停め、帰りは本間の頭から下るのがベター。
中ノ沢 〃 ★ 初級 初級上 奥深い。上部、部分的に注意する滝あり。帰り道が非常に長いので、なるべく早く遡行開始が良い。本流を行くと、最後は蛭ケ岳に出られて最高。
大滝沢 〃 ★ 初級 初級 大滝の眺めは圧巻。大滝の巻きは固定ザイルがあるが、古い。道もやや崩れている。大滝手前の６ｍ滝はかなり滑る。ここは巻けるけど。


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