最少の努力で、あなたもサブスリー サブスリー育成講座

講座開講にあたって

 当講座は、フルマラソンを3時間以内で走る意欲があるものの、いつも3時間から3時間15分程度の記録でゴールして歯がみしている方を対象としています。

 この講座を受講するにあたって、受講料は必要ありませんが、実行された方はその効果の有無と感想をメールで発行者宛に送る義務があります。

 この講座の内容をあなたが実行した結果、どのような結果になっても発行者は一切責任を持ちません。

 それでは共に、サブスリーワールドに跳び立ちましょう。


第1回(1999/6/27) 楽して達成するサブスリー

  「講座」なんて大上段に構えるとこっちがびびっちゃうんですが、どう破綻した展開になってもいいというつもりでスタートします。

 「サブスリー」なんと心地よい響きでしょうか。小生はある走友会(なんて隠すこともないですが)の会報作りを長らくやってますが、なかなか原稿を寄せてくれない会員でも必ず(依頼しなくても)原稿を書いてくれるのが、サブスリー達成記です。小生も覚えがありますが、嬉しいもんです。なんか成人したときのような、小学校に入学したときのような。

 小生もランニングを始めて20年ほどになるのですが、走り始めた頃は、5kmも走るとえらいたくさん走ったような気がしてました。走り始めて半年後に20kmのレースに出場しようと試走したときは10kmあたりから走れなくなり、歩いたり走ったりでした。それからしばらくは、42.195kmなんていう距離は走れるもんじゃないという気持ちが強くて、ずうっとフルマラソンは敬遠していました。

 ここで私の自己紹介代わりにマラソン歴を記しておきましょう。

 初マラソン 1992年2月 埼玉マラソン 3時間9分38秒 30kmから苦しい最後。

 2回目   1993年2月 埼玉マラソン 20kmでばったりとなって、それから歩いたり走ったり、ゴールに戻ったのは3時間58分くらいでしたけど棄権。

 3回目   1993年3月  佐倉朝日マラソン 3時間10分46秒 35kmでばったり。

 4回目   1995年11月 つくばマラソン 2時間54分35秒 初サブスリー。ときめきの後半だった。

 5回目   1996年2月  彩の国シティマラソン 2時間53分31秒 後半やや落ちたが最高記録。

 6回目   1996年11月 大田原マラソン 3時間4分21秒 過去最高の調子だったが、20kmで水泡ができ30kmで破れる。歩いたら体が冷えてメロメロ。

 7回目   1996年11月 つくばマラソン 3時間38分5秒 大田原マラソンの翌日。膝を痛める。翌年手術した半月板損傷の直接原因はこれか?

 8回目   1997年2月  彩の国シティマラソン 2時間55分11秒 この時は膝の痛みはなかった。この後3月に痛みが出、5月末に手術。さらに年末に内蔵手術。

 9回目   1998年5月  東京・荒川市民マラソン  3時間44分09秒 手術後初マラソン。最初っからおしゃべりしながらのジョグペース。

 10回目  1998年11月  大田原マラソン      3時間10分17秒 実質的なマラソン再挑戦。

 11回目  1998年11月  つくばマラソン      3時間6分07秒 大田原マラソンの6日後のレース。疲労回復法を試すつもりと走り込みの一環として出場。

 12回目  1999年2月  彩の国さいたまマラソン   2時間54分25秒 計算通り。ラストの5kmは最も早いペースだった。

 13回目  1999年3月  東京・荒川市民マラソン   3時間10分42秒 直前6週間の走行距離が約100km。少ない練習で走ったときにどうなるのか実験走行のつもりで出場。

 以上がフルマラソン歴です。(その後、2000年2月の彩の国埼玉マラソンで2時間59分台で走っています。本格的なフルマラソンチャレンジはそれが最後。記・2003/3/21)

 小生のランニング歴は、1981年の坂戸毎日コルゲートエトニックチャリティマラソンという長い名前のレースに始まります。この数カ月前から走り始めました。それまでの陸上歴、スポーツ歴はなし。ハイキングをしていた程度。走り始めたのも、たまたまこの大会が自宅のすぐそばで開催されたからで、年に1回これだけは出ようということにしていたので、数年の間は9月になるとジョギングを始めて11月の大会が終わるとジョギングも止めるという状態でした。その気になって走り始めたのは、1993年(この年から走行距離の記録を開始している)です。

 その後、1993年の佐倉朝日マラソンを走ったものの、その時の思うとおりに走れなかったショックに、一度はフルマラソンを諦めかけていたのですが、再びやる気にさせてくれたきっかけは山岳レースでした。

 富士登山競走に出場していた走友の影響で山の練習を始めたのですが、もともと山歩きのトレーニングにと思って始めたランニングですからすぐのめり込んだわけです。第2回の山岳耐久レースに出場したり、雲取山タイムトライアルに出場して入賞したりして自信を深めました。そうして山のレースに出たり山を走っているうちにスタミナがついていくのが分かりました。

 そのころ読んだランニング雑誌に、フルマラソンのタイム予測の方法として、「ハーフの所要時間×2+10分」という計算方法をベテランランナーが紹介していました。それで計算すると、当時の小生のハーフのベストは1時間23分50秒でしたから、フルマラソンで2時間57分40秒となります。これならサブスリーも夢じゃないというわけでまたフルマラソンに返り咲いたわけです。

 同時に、練習時間がとれない分をなにかでカバーしなければなりません。幸い小生は長い間健康関係の編集に携わってきたのでその方面の本を読むことに抵抗がありません。そこで、本から知識を吸収しようと色々な本を読みました(そのうちの一部はランナーズブックのコーナーに紹介していきます)。マラソン関係の番組も片っ端から録画して研究しました。そんな成果が1995年のつくばマラソンで、一挙に15分程記録を縮めてサブスリー達成につながったと思います。またこうして身につけた方法で、昨年から今年にかけ、2度の手術の後でしたがたいした練習もせずにそこそこに走っています。

 練習時間を作るのもままならないサラリーマンランナーが、いかに少ない練習時間でタイムを縮めるか。同様の悩みを持ってなおサブスリーを目指す走友にこのシリーズを贈りたいと思います。

 本格的な講義は、次回からですが、今回は次の点をチェックしてください。

 ☆ 今のあなたが必ず走れるフルマラソンタイムを知る。

   「ハーフの所要時間×2+10分」 このタイムより2〜3分早いタイムは容易に達成できます。そのタイムが3時間以上になる場合は、ちょっと練習量を増やす必要があるかもしれません。

 ☆ 毎日の走行距離を記録してますか。チェックすると励みになるので、まだしていない人はさっそく始めましょう。そして、週間走行距離、月間走行距離を知りましょう。