脚の痛み・しびれ
|
脚の痛み・しびれといっても、さまざまな原因があります。 これらの症状があると、まず皆さんは病院に行きますよね。 そしてレントゲンやMRIを撮って「ヘルニアですね」「すべり症です」「ここの椎間板がつぶれていますね」と言われてくる患者さんがとても多いです。 そして、実際にMRIでヘルニアが見えますし、椎間板が薄くなっているのも見えますし、背骨がずれているのが見えます。 でも・・・・ヘルニアがあっても症状のない人がたくさんいます。(無症候性ヘルニア) ●40歳以上で、過去現在腰痛を経験したことのない人の半数近くにヘルニアが見つかります。 椎間板がつぶれていても症状のない人は極々当たり前にいます。 ●65歳以上の人の椎間板は、ほとんどの人が程度の差こそあれ、つぶれています。 でも、65歳以上の人がすべて腰痛や脚の痛みを感じているわけではありません。 ●すべり症の人を治療して、症状がまったく無くなった後でレントゲンをとっても、依然としてすべり症はあります。 つまりこれは、すべり症があっても症状がないことの証明です。 ヘルニアがあっても、すべり症があっても、それが直接の原因になっているとは限らないという事がお解りいただけたと思います。 では、脚の痛みやしびれを起こす原因は何でしょう ![]() 椎間板ヘルニア(炎症、癒着、筋や靱帯などの緊張) 脊髄の病変 腰椎椎間関節の障害(サブラクセーション) 仙腸関節の障害 股関節の障害 梨状筋症候群 小殿筋などのトリガーポイント 膝関節の障害 その他糖尿病や狭窄症など が挙げられます。 大切なのは何が原因で脚が痛いのかを見極めることです。 (たとえばMRIでヘルニアがあっても、そのヘルニアは無症候性で症状には関係が無く、本当の症状の原因を見極めると云うことです) 当院は、その原因を突き止め、改善することを常に目指しています。 |