シナリオ・システム:7
言わずと知れた泣きゲー。管理人には元祖泣きゲーと言えます。ちなみに未だに何で浩平が消えるのか?盟約って?消えている間何で幼いときの瑞佳が側にいるのか?と考えれば謎だらけの作品です。永遠の世界から帰ってくる経緯は小説版で明かされているけどね。このゲームプレーしてから涙腺がゆるくなりました(^^;)。
基本的には選択肢を選んで好感度を高めて行くので狙っている女の子以外の好感度の上昇に注意しつつ進めていけば、フラグ立てはそんなに難しくないです。途中までは全キャラほとんど平等にイベント発生するしね。
現実世界に戻るために「絆」を深める意味でH場面がシュン以外用意されていますが(あったら怖いけど(^^;)、特に必要性を感じません。現にPS移植では当然無くなっていますしね。でも、ななぴ〜2回目以外は本当に好きな子が愛おしいって想いがあふれているので、Hシーンの表現は好きです。
このゲームのもう一つの特徴は食べ物。上手くシナリオに生かされており話題を呼んでいました。
音楽・Voice:8
ボイスは無いですが、その分良いBGMがより光っていてGOODです。キャラ別BGM名もなかなかこっていてみさき先輩「見た目はお嬢様」なんかはまりすぎですな。個人的にはPS版でVoiceがついてしまったのは残念でなりません。
キャラ:8
目の大きなキャラが好きな管理人には全般的に好みのキャラ。個性的な性格以上に個性的なしゃべり方というか言葉尻が特徴的。シナリオ評価ばかりが取りざたされるゲームですがキャラ的にも十分魅力が感じられると思う。またキャラ別に生かされている食べ物もいい味を出しています。みさき先輩のカツカレー&アイス、ななぴ〜のキムチラーメン、茜ちんのワッフル、繭のてりやきバーガーなど萌えた娘のために食生活が変化した人が多いようです。そう言う私もカツカレーと抹茶アイスはよく食べるようになりました(^^;)。また身障者が2人も登場しているのも珍しいですね。
CG:9
立ちCGがいまいちなキャラがいてちょっとがっかり。背景グラフィックはちょっと乱雑な部分がありこれもマイナスポイントです。
イベントCGの書き込みは細かくてポイントが高い。ヒロインの度アップが多いのもお気に入りの一つです。
総論
個人的にはメチャメチャお気に入りの作品なので9ポイントを超えなかったのはびっくりしている。どこが悪いと言ったわけではないが、一番のマイナスポイントを挙げるとすればシナリオの難解さにあると思う。果たして完全に理解できた人が何人いるのだろうか?個人的には何度もプレイし小説を読んでも謎が残る。まあそこがこの作品の魅力でもあるけどね。だが久々に個人FCに入会し食べ物にまで影響を与えたこの作品はBest5に入ります。
<攻略キャラ>
・川名 みさき
お気に入りが増える中、久々に萌えると言う言葉を使わせてもらったキャラ。ときめきの片桐彩子、センチの松岡千恵に引き続きFCにも加盟済み。ボケボケっとしたお姉さん属性のツボをズバッとつくキャラ&メチャメチャ泣かされるシナリオと泣きゲーの中でもグンを抜く1人になっている。この娘の影響でカツカレー&抹茶アイスをこよなく愛するようになりました。某所では食欲魔人と呼ばれていたりします(^^;)。
・上月 澪
珍しく年下キャラに反応。「○○なの〜」はツボにはまりました。ちなみに属性判断テストでは98%の澪属性となっています(^^;)。強烈な幼児期印象の割にこのシナリオだけおざなりな記憶喪失症候群にかかっているのが残念です。
・七瀬 留美
お仲間内ではこの娘にはまると言われていたけど結局No.3でした。でもHに進むシナリオで一番無理ない娘でもあり、小説等では気に入っています。「ななぴ〜」なんて相性で読んでいるのもこの娘だけだしね。他の娘はHシナリオまでいくとHappyEnd確実ですが、ななぴ〜だけは油断するとBadEndが待ちかまえています。