憧れのパリに家族三人で行きました。私は会社のリフレッシュ休暇を利用して、家内は休みを取って、娘は大学の春休みを利用しての旅行でした。五月連休の旅行の様に高くも無く、一人17万程度で9日間のフリーツアーが組めました。三月でパリは少し寒かったのですが、真冬のようではありません。
シャルルドゴール空港
エッフェル塔
ノートルダム寺院
チュイルリー庭園
セーヌ川
モンマルトルの丘にあるケーブルカー
サクレクール寺院
ポンピドーセンター
ヴェルサイユ宮殿
オペラ座
ロダン美術館
ブールデル美術館
クリニュー美術館
グランアルシェ(新凱旋門)
ルーブル美術館
ピカソ美術館
オルセー美術館
オランジェリー美術館
ホテルから
街角で
パリの人々は大変親切で、どこに行ってもきれいな英語が聞けて大変快適でした。歩道は広く、至るところにベンチがあったり、カフェがあったりして休憩場所に困りません。街はいつも清掃車が走り回っていてゴミが落ちていませんし、建物もきれいで手入れもよく、散歩しているだけでも幸せを感じます。
ワイン、チーズ、食事全てが美味しくて、最高でした。フランス料理のレストランにも入りましたが、美味しく頂けました。只、一度だけ日本食を食べに入りましたが、これが高くて最低の味で、海外で日本食を食べるものでは無いと痛感しました。これ以降どこの国に行っても、幾ら食べたくなっても日本食は食べないようにしています。
パリでは安いアクセサリーや洋服等に結構お洒落なものがあって、パリジェンヌはそれらをうまく組み合わせています。イギリスと違って若い女性は皆綺麗でお洒落がうまく、町並みと調和して街を歩くだけでうきうきしてきます。ただ、犬のふんが至るところにありますから、気をつけて歩かないと必ず踏んでしまいます。
我々のホテルは地下鉄の終点駅の近くで、デファンスという地区でした。近くには新凱旋門があり、ビルが立ち並ぶパリの近代化区域でした。因みにパリの街中には一切近代建築はありません。建て替えは許可されていないようで、内装だけをよく変えていました。
滑走路横の土の部分にはすごい数の兎が住んでいます。あたり一面兎の穴だらけで、飛行機の中から兎が跳ねているのが良く見えます。空港ビルはドーナツ形状で、その中を透明なチューブが上下に走っています。これがエスカレーターで、着いたとたんにフランスを感じました。
東京タワーとはまるで違っています。鉄骨の組み方に芸術を感じる塔です。緻密で繊細ながらもダイナミックなエッフェル塔は、鉄骨で出来たオブジェの様です。そこは広場になっていて、店が幾つも出ています。
シテ島の中にあって観光客でごったがえしています。スリが多い所ですから注意が必要です。中には巨大な礼拝堂があって、中に入って美しいステンドグラス等を見ていると、キリスト教の力を感じさせられます。
階段を歩いて丘に上がってもそんなにきつくは無いのですが、何故かケーブルカーがあります。我々は登りに乗って下りは歩きました。
丘の上にあり、この周りは小さな公園の中も含めて、プロの画家たちで一杯です。物売りも多くて大変なところでした。裏手にダリの美術館があって、階段を降りて入っていきました。しかし出てきたときにはシュールレアリズムに酔って気分が悪くなっていました。
近代美術が展示されています。フランスの人はチューブが好きなのか、ここの入り口へもチューブ状のエスカレーターであがって行きます。建物の外側には鉄の梁が張り巡らされていて、最初は工事中かと思いました。ここの上からパリがよく見えます。
市内から離れているので郊外電車に乗って行きました。駅から少し歩きますが、丁度良い散歩道です。入り口に立つとその巨大さに圧倒されます。裏側は広い庭園になっていますが、とうとう最後までいけませんでした。中も広くて、貴重な展示物が沢山置いてあります。
古くて大きなたてものでした。怪人が住んでいてもおかしくない程、煤けて黒くおどろおどろしい建物でした。
彫刻家ロダンと、その愛人であったカミーユ・クローデルの作品が置いてあります。カミーユの作品は、彼女が殆ど壊してしまったので世界的に非常に少ないのですが、ここではかなり見ることができます。ロダンの作品に比べて、女性らしい艶かしさを感じました。ロダンに才能を盗まれ、挙句の果てに捨てられた悲劇のヒロインであるカミーユの生涯は、映画化されて今では広く知れ渡っています。
入り口が小さいので小さな美術館かと思いましたが、中に入ると広くてビックリしました。ブールデルの作品は大きい物が多くてダイナミックです。日本でも小さな作品であれば、ロダン同様あちこちで見る事ができます。しかしここに来ないと、本当のブールデルには出会えないなと思いました。
小さなお城のような建物で、古いタペストリー類を中心に展示してあります。ソルボンヌ大学の近くで、娘は学生さんに展示品の説明をしてもらったそうです。美術館の外にはタペストリーを安く売っている店があって、ここでタペストリーと刺繍入りのバッグを買いました。センスの良い品が多くてここの店は穴場でした。
前に言ったように、デファンス地区は近代ビルの街ですが、ビルとビルがくっついていて、屋上が同じ高さで、平らな地面になっています。即ち、ビルの屋上が広い土地になっていて、空中に居るように感じないのです。更にその上にこの巨大なアーチが建っています。下から(ビルの屋上から)はエレベーターに乗って上に上がりますが、上から眺めると一直線に凱旋門が見えます。
古い絵画や彫刻等が中心に置かれています。全てを一日で見ることは到底不可能です。見飛ばして歩いても、行けども行けども終わりません。幾ら絵が有るのか予想も出来ない程の広さです。美術館そのものは宮殿ですが、入り口はガラス製の逆さピラミッドの所にあります。フランスの人は過去と現代をうまく繋いでいます。モナリザ(ラ・ジォコンダ)は、ダビンチの少ない絵画の中の貴重な一点なのでガラスケースに入れられていました。地下には大きなミュージアムショップがあって、色々な物を売っています。私はここで星座表を手に入れました。と言ってもフランス語なので全く読めませんが。
バルセロナ以外、パリにもピカソの美術館があります。そこそこの大きさで、彫刻も多くて楽しめます。
かっては汽車の駅だったそうで、蒲鉾型の美術館です。天井が異常に高くて、二階からも見上げるようでした。鉄骨部分は、矢張りただの鉄骨ではなくて模様が入っています。色もきれいで、日本人には絶対に真似が出来ないでしょう。絵画は印象派が多いのですが、それだけではありません。めったに見ることの無い素朴派のルソーの絵や、本で良く見るルノアールの絵等、印象派が好きな人には天国の様な美術館です。中は明るくて、フラッシュが無くても写真がきれいに撮れます。
地下の部屋一面がモネの睡蓮で囲まれています。ここに来なければ決して見ることができない絵です。