2019年に読んだ本




[No.07]

ノースライト -横山秀夫 06.2019 ★★★

2019/2/28 発行 新潮社

 横山秀夫作品は基本的に外れがないので楽しい。 「64」以来の新作ということだったが、とても楽しく読むことができた。


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[No.06]

スケルトン・キー -道尾秀介 06.2019 ★★

2018/7/27 初版 KADOKAWA

 私の場合、道尾秀介作品には当たり外れがあるのだが、これは外れだった。 最初から最後までストレスが残り消化不良のままで残念。


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[No.05]

雪の階 -奥泉光 04.2019 ★★★

2018/2/10 初版 中央公論新社

 読み始めても、文章使いに馴染めなくてなかなか進まない。 図書館の返却期限が来てしまい、次の予約を入れるがまた返却期限、を繰り返して結局半年くらいかかってやっと読み終えた。 半分くらいから文体にも慣れてきて内容も面白くなり、後半は一気に読むことができた。 色彩豊かな作品だと思う、案外好きなのかもしれない。


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[No.04]

バビロンの秘文字 -堂場瞬一 03.2019 ★★★

2019/1/25 初版 中央公論新社

 ビジネス雑誌で紹介されていたので読んでみたが・・・ 普通の娯楽作品だったので少々がっかりした。 ストーリー展開に厚みがなくて、量だけ多いのは疲れるね。


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[No.03]

宝島 -真藤順丈 03.2019 ★★★★

2018/6/19 第一刷 講談社

 直木賞受賞作品。 内容は最初から最後までとにかく「熱い」、文句なく面白かった。 沖縄を舞台にして歴史と正面から向き合う小説は始めて読んだが、いろいろと考えさせられる奥の深い作品に仕上がっている。


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[No.02]

それまでの明日 -原尞 02.2019 ★★★★

2018/3/1 初版 早川書房 

 本当に久しぶりの原寮作品だ。 ここまで寡作な作家も最近では珍しいのではないだろうか。 従来作品と変わらない空気感を漂わせながら、その時代に強いこだわりを見せる内容を堪能した。 これこそ「大人とのためのハードボイルド小説」と言える、人生経験が少ない子供には理解できないだろうな。


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[No.01]

凶犬の眼- 柚月裕子 01.2019 ★★★★

2018/3/30 初版 KADOKAWA 

 新年最初は、やはりこれでしょう! 前作「孤狼の血 」は素晴らしい内容だったので、その続編には大きな期待があった。 面白いのではあるが、前作に比べると少しさみしい。 一番残念だったのが、新鮮なキャラクターとして登場する女子高生だった、彼女がどう絡んでくるかがすぐわかってしまい深さがなさすぎ、彼女だけが浮いてしまっていたのが残念。


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