「夜 vol.2 」
〜時代の子達よ、ひとときの眠りについて、心やすらかに〜
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XXとXYが今日もまた
どこかの街角ですれ違い、争い
軋みを立てて何かを置き去りにする
不確実性の時代の申し子達よ
振り子さながらの反復運動に支配された
創世と希求こそが
０から始まり０に終わる物語の彩りならば
真実は プラスとマイナスの磁力が誘う暗号の扉の奥に
静かに埋蔵されているに違いないのだ
そして
それは多分 ヴィーナスの微笑みに
とてもよく似ている
だから時代の子達よ
争いはやめて
ひとときの眠りについて、心安らかに
蜜色の夢にこころ癒して
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