クヌギマット篩通しを考える
産卵セット・幼虫飼育用微粒子マットの作成

クワガタの産卵セットを組む時や、発酵マット作成時に必要な微粒子マットの作成法。
と言っても、要は市販のクヌギマットに篩をかけて使おうかなー、ってことです。

まずは準備。小型の衣装ケースに市販のクヌギマットを入れ良く攪拌します(タライとかでもできますがマットがこぼれ易い)。
衣装ケースをもう一つ用意し、こちらには篩通し後のマットを入れます。さらに、篩通し後に残る粗目マットを入れる物を用意する(今回はビニール袋を使った)。
上画像右から市販マット・篩通しマット・粗目マット。流れ作業ができる用にフォーメーションを考えます。
@
A
B
マットの様子。@が市販のクヌギマットAは篩にかけたマットBが篩通し後に残る粗目マット
こうしてみると意外とチップ状の木片が混ざっているのが分かると思います。
今回は園芸用の粗目ふるいを使いました。目の細かいふるいを使えばさらに微粒子にできますが、今の所そこまでしなくても初齢幼虫は問題無く食べてます。
必要に応じてミキサーを併用すると良いかもしれません。

結局、クヌギマット一袋(10L)篩にかけると一割位?粗目マットが残ります。
この粗目マットは成虫管理等に使えますので、捨てずにリサイクルします。
あと余談ですが、市販のクヌギマットはどのメーカーの製品でも何かしら異物が混入していることが多いです。発泡スチロール片・小石・釘(!)等。
原料由来と思われますが、その点でも一度篩にかけるのは良い事だと思います。
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