はじめに

ここでは、raspirec のオプション機能である「パケットチェック機能」 について説明する。

パケットチェック機能とは

パケットチェック機能とは,録画した TS ファイルの健全性(drop や error) を tspackectchk を使ってチェックするものです。
結果は、「録画済み一覧」の画面に表示されます。

機能を有効にするには

• tspacketchk をインストールする。
  インストール方法は, https://github.com/kaikoma-soft/tspacketchk を参照。

• config.rb 中に下記の定数を設定する。
  • PacketChk_enable を true
  • PacketChk_cmd に tspacketchk のインストール先を設定
  • PacketChk_rate は、実測値からフィードバックして設定
  • PacketChk_threshold には、画面上で赤枠を付ける閾値を設定
  • PacketChk_opt は任意
• config.rb の記述例

  PacketChk_enable     = true                         # true = 有効にする
  PacketChk_cmd        = "/usr/local/bin/tspacketchk" # path
  PacketChk_opt        = "-s 1 "                      # オプション
  PacketChk_threshold  = 2                            # エラーと判定する閾値
  PacketChk_rate       = 100                          # 想定速度 ( Mbyte/秒 )
  

• raspirec を再起動する。

Memo

• チェック動作は、リアルタイムではなく空き時間に行うので、 結果が出るまでに時間差がある。
• config.rb の変更を反映させるには、再起動が必要。
• 結果の数字をクリックすると、検査結果が表示される。