ほぼすべてのプログラムは、メニューバーがそのプログラムウィンドウの上部(タイトルバーの直ぐ下)にあり、ドロップダウンメニューは上から下に垂れ下がります。ところが
Windows
の標準仕様では、タスクバーがデスクトップの下にあるため、[スタート]ボタンからの表示がドロップダウンではなくドロップアップで表示されます。つまり、最も頻繁な操作が[スタート]ボタンに限って逆になるのです。
厄介な欠点とは、プログラムによって、タイトルバーがタスクバーの背後に隠れてしまうことがあることですが、このようなプログラムはかなり限られているのが現状です。ほとんどの
Windows
用プログラムは、終了時にそのウィンドウの位置やサイズが記憶される仕組みになっていますが、このタイプはあまり問題になりません。そうでないタイプ、つまり起動するたびに必ずタイトルバーがタスクバーの背後に隠れてしまうプログラムでは、速やかにタスクバーが見える状態にしたいので、ウィンドウを素早く下に移動する必要があります。その方法としては以下のような操作が効率的です。