カバーからえっらくキラキラしてるので気恥ずかしい。あぁ、俺も大人になったんだね…と何かが違う感想を思いながらレジへ。チーン546円頂戴しまーす。あ、すんませんカバーも付けて下さい。
店を出る。まず巻末から開いた阿呆がここにあり。だだだって、オマケマンガに村雨が居るって!!事前情報の入手は程々にしようね。
さて、そんな訳でまずオマケマンガ。…………おもろい。照れる壬生、捕鯨の壬生、麻雀シーンと見どころ満載なのですが。やはりサメスキーのサガとして視点は村雨に。まだ本編には出ていない事を知っているので尚更です。
て訳でP205のおまけマンガ2をツッコミモードで詳細に。
ラスベガスまんじゅうってお前。(ペナントもセットらしい)ベタです。らしすぎて泣けてくる程にベタです。
ついでにそうか、学生時代から遊びには行ってるのね、ベガス。(だって制服だし)おまけに一人暮らしか。いや違和感ないけどさ。イイ御身分だなコンチクショウ。つーか長期間家を空けていくんなら冷蔵庫の中くらい空にしてけ。ついでにでかすぎじゃよその冷蔵庫。
で、ふと気が付くポイント。台所に立つ壬生の後ろ姿…………エプロンに、フリル?
思い出して頂きたい。壬生は180センチある、日本の常識では大男の部類です。その大男が違和感なく着ているサイズのエプロンは即ち女性用のサイズではなく、そして市販の男性用エプロンにフツー、フリルはついていない。
てことはこのエプロンはフツーではなく。
可能性1:壬生の持ち込み私物。ちなみに手作り。
可能性2:村雨の。ともちゃんに押し付けられかつ日常使用中。
*あからさまに期待が見え透いている後者は自分でもどうかと(爆)
あー、寄り道はこの辺にしてそろそろ本編の話に移動しませうか。
何で壬生が妖怪退治に商売替えしてるのかとか、そういう基本的な疑問は残るのですが、あのね、面白いです。
確かに絵はキラキラで、男性が購入するのはいささか恥ずかしかろうなとか、あんまり美人綺麗言われる壬生はどうよとか、またアクションシーンで何がどうしてどうなったかを判読するのにえっらく手間かかったり、そんな欠点が無い訳でもないんですが、でもその欠点が長所の裏返しでもあるわけですし。
だってあそこから気恥ずかしくなるような華麗さと細かく描き込んだ一枚絵の如くな丁寧さが欠けたらアナタ。個性なくなりますよ…。 壬生はコートフェチでひたすらに変人で(注:ほめてます)、香仙高校3人衆も一々好きですわ。全ページに漂うおかしさもキャラのアクがあってこそ。いや、シリアスっぽいとこもちゃんとあるんですが…ツッコミ入り出すと止まらんのです…。
えっとですね。色々言ってますが魔人関連特に漫画系出版物では一番好みかもしれませぬ。本編、おまけの上にゲーム18話「餓狼」の漫画化も入っていて、値段の価値は十分にあると思うのです。
だから「ふぁんデラ」を休刊にして、更に手に取るのが気恥ずかしいタイトルの雑誌に移すのは止めて頂きたいのですが角川様。余計に人に勧めにくくなるッスよ…。
まぁ、そんなとこで。