爺共について
 えと、協力者評で見てもらえば解るようにワタクシ爺様達…龍山先生だの道心老師だのが結構好きなのです。前世代の柳生戦で果たしたポジションを考えるとまたしてもマイドリー夢ワールドが展開できる訳です。

 では、俺式爺論、参ります。

 一言で言ってしまえば龍山は「利の人」であり、道心は「情の人」であると。
 んじゃ龍山先生からいきましょうか。まぁ、「利」と言うか…「理」というか…。酷な選択をせねばならん時に、「それが運命だから」とか、「それが理だから」とか、理由づけはとにかく目的の為にその選択肢が選べる人が龍山先生だと思うのですよ。
 情が無いって訳ではないんですが、義理と人情秤に掛けて常に義理の重たい人です。何があっても取り乱す事なく目的を果たす人です。弦麻の立場から見れば、だからこそ後事の託せる人物であったという感じですかねぇ…。多分事務作業の取り仕切りとか人のまとめとかがポジションだったと思うのですよ。今世代の闘いで言えば、醍醐のいたポジションと重なります。しかも年は伊達に食ってませんから醍醐よりも博識で人当たりも申し分無し、目的が何であるかは常に忘れない能吏だった感じ。御門とも近いかもしれんですね。

 じゃぁ道心老師はどうかと言うと…ゲーム中で龍穴、鬼門の位置の話を聞くのは道心からだった辺りから展開させて柳生戦当時は軍師ポジションが希望です。
 アクは強いけどできる人。頭良いんだと思うんですよね。色んな角度から物事を正確に分析して結論を出し、策を立てられる人。非常に頭の切れる理性的な人であるくせに、でも肝心のとこで情に脆いツメの甘さがある様な気がするのです。酷な選択をせねばならん、という時に他に手は無いと知りつつギリギリまで別の選択肢を探す人じゃないかと。
 柳生戦には世界がどうのというより、どっちか言うと弦麻という「人」の為に参加したんだと思います。こーゆー人にうっかり「柳生と心中する」と言おうもんなら心中に付き合ってくれてしまうので後事は託せません。今世代で言えば誰に近いかってぇと………あの。反発食いそうで言うの怖いんですが…その、京一とか。村雨とか。ポジション違うやん!とか言わない様に!だってホラ今世代軍師いらんかったし皆同年代だったじゃないですか!(逃亡)

 でもって道心にとって「世界を守る」より「弦麻についていく」という方が強かったとして。しかも不意打ちで弦麻に死なれてしまって。「俺を信じてなかったのかよ!」と道心が思わなかったはずはなく……俺は道心爺を今の世捨てホームレスにしたのは弦麻だと確信します。恨むぜ弦麻。

 さて話を戻して。性格の違いは弟子というか、被保護者との間柄にも見えますな。龍山先生が醍醐の面倒見たのって白虎の宿星を見たからじゃなかったですか?道心老師が劉の面倒みてるのは縁ある客家封龍の遺児だからで。頼られると弱そうだしな。

 互いに住んでる場所も知ってるけれど一別以来会って無いという2人。多分…仲は悪く無いどころか互いの理解者だという認識でしょうなぁ。あいつそういう奴だから、とわかってるだろうからいいやの関係。異質な所も認めつつ折り合っていける腐れ縁な感じ…だといいなぁ。
 そんなドリー夢でした。
(00/08/06)

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