TNOSはUN*X側でsendmail + popの設定をすれば,FWDNET<->UN*X gatewayとして利用出来る面白いRBBSソフトでした。最 近 はhttpdの機能が追加されたようです。
Windowsでも smtp + pop3 が利用できるソフト(ex Eudora)などを使えば,TNOS経由でFWDNETに書き込みが出来ました。 (家庭内LANでの話です。念のため)。
1996年にはFWDNETからFAXへ転送(出力)をやってました。
【背景】FWDNETの内容を寮でも読みたかった。
RBBSはLinux上で動いており,FBBIOSのようなソフトは不要であり,簡単にモデムでPC→RBBSにログインできるようになった。
しかし,留守番電話より先にモデムが答えて奥さんに不評.しかもISDNの導入には踏み切れない。
【アイデア】寮にはファックス付き留守番電話があるので,転送されてきた内容を自宅のPCから寮にファックスで送るようにすれば,留守番電話の機能を維 持できる!
【対応】TNOSはソース公開のRBBSソフトで,JL4NGF宅ではLinux上で動かしている。
ファックスを送る機能をRBBSに追加しても良い?が,折角UN*X上で動かしているのだから,豊富なテキスト関連ツールの使って簡単に実現しよう!っ てことにした。(^^; (FAX送信処理はUnix User誌のパクリ)
G3形式および日本語ベクトルフォント対応のghostscriptをmakeするのに時間がかかったが,それ以外の所は数時間で出来上がった. (^^)v
TNOSの仕事
UNIXの仕事
TNOSのexport処理が終わった頃に,以下のコマンドをcrontabで実行させる。
【結果】PCを起動することなく,ファックスを読むだけで良いので非常に満足。
特に最近は残業が多く,帰ると ばたん きゅ〜 なので尚更である。
またDOS+FBBで実現出来ないというのもポイントが高い(と個人的には思っている)。
不満な点は幾つかあるが,おいおい解決していくつもりである。
Linux版はtelnetを使ったアクセスが出きる点を除けば,普通のRBBSプログラムで,DOS/Win版と機能はほとんど変わりませ ん。
私の感じるメリットと言えば
モデムポートサポートについては,着信処理をUN*Xで行うことでFBBIOSではまだ?出来ないPIAFS/INSも使用可能となるの で魅力的です。
mailgwがFWDNET<->SMTP,NNTPをgatewayするので,Internetで良く使っている Micro$oft Internet Mail/NewsやEudora/NewsWatchなどが使えます。でしょうか。
逆にデメリットとしては,7PSERVなどDOSで使っていたPS/PGが揃っていないことが挙げられます。
LinFBBは開発がストップしたので,2005年から別のソフトに乗り換えました。(^^;
OpenBCMはドイツ生まれのRBBSソフトで,作者はDH8YMB マルクスさん他です。特にマルクスさんには,転送設定や漢字がウムラウトに化ける件などについて 毎回 丁寧に対応して頂き,恐縮です。
コマンドはL->DIR, K->ERASEなどと FBBとはかなり異なるのですが,HTTP機能を使ってIEでアクセスしているので,気になりません。
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Last revised 4-Mar-2025