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RIKANOID RIKANOIA
RIKANOID RIKANOIA
全6曲¥1200
2014.10.08 Download Release!
1 空のアイシュアイア 3:27
2 RIKANOID RIKANOIA 7:53
3 Flowering Period 4:02
4 idAmsyn 3:08
5 Polyline+4 2:42
6 Theater M (劇場M) 9:10

作詞・作曲・アレンジ/秋山タイジ



2014年10月08日ダウンロード発売  [Apple Music] [Spotify] [アルバム紹介(クロスフェード)] 

2014年の『Butterfly Mode』以降、これまでのやり方を一新するつもりで作った6曲です。ジャズ、ロック、テクノ、歌モノ、実験、前衛--等々、様々な要素が詰まっていると思います。歌唱にはボーカロイドを使用しています。どちらかといえば、前半はボカロによる歌がメインの曲が、後半の3曲は前衛的・実験的な感じになっていると思います。




1 空のアイシュアイア Aysheaia in the sky [MV→]

さあ跳べ!
夢なのか
信じられない
アイシュアイア
飛行するもの
嗚呼
空の怪物くん
微笑んで
太陽
でも、突然落ちていくような…
やっぱり
さあ
歩こう
獣たちは行く
不確実な
舞い降りてくるもの
ビット/秒
遠景
何処へ

(でも、突然落ちていくような気がして、そっと眼を開ける)
――街はいつものようにゆるい風を運んで。
(もうすぐ…)
合唱「アイシュアイア」
その姿を現す。
 
2 RIKANOID RIKANOIA [MV→]

「RIKANOID RIKANOIA」は「遥梨華乃(ハルカリカノ)」というキャラクターが、情報として音楽の中に組み込まれているというコンセプトの曲です。メディアミックス的というか。全4章を1つのトラックにまとめています。1章「モールス・リズム」とは、テキストをモールス符号に変換し、それをリズム化して演奏したもので、文章の1行ごとにそのやり方を変えています( 「モールス・リズム」について)。3章めはボカロによる歌です。ほかに、波形のスペクトログラムを表すとタイトル文字「RIKANOID RIKANOIA」が浮かび上がるノイズなどを入れたりしています。この曲は、昔書いた「スタート・アンドロイド」という詩をもとにしてつくりました。
 
 1章 モールス・リズム「ねえ、わたしはリカノ」
 2章 圧電効果(Piezoelectric Effect)
 3章 翔べないアンドロイドの運動を助けるために
 4章 リカノの二つの夢(謎の要塞&ワルツ・リカノ)

[キャラクター] 遥梨華乃(ハルカリカノ)[♀年齢不明]

[テキスト](1章:これをモールス符号に変換してリズム化)

 Hey, I am Rikano.(ねえ、わたしはリカノ)
 Always beside you.(いつだって、あなたのそばにいる)
 You don't notice maybe.(たぶん、あなたは気づいてくれない)
 Though rhythm has told it. (リズムは伝えているのだけれど)
 Dazzling dancing.(眩しく踊っているんだ)

[歌詞] 翔べないアンドロイドの運動を助けるために

 遥梨華乃はこう考えた
 翔べないってことはないと
 さあ 動いて アンドロイド
 信号を読み取ってその位置を計る
 いまならもっと自由に制御できるかも
 微かに光る それは「スタート」の文字

[詩] スタート・アンドロイド

 波のうねりが砂を巻き上げ連れ戻し引いたあと
 帝国の楼閣は吹きすさぶ風に侵食されつつ姿を表す
 アンドロイドはカプセルの寝具のなかで
 半透明な膜が周期的に呼気する時間と戦いながら眠っている
 千年の時が水晶の中に閉じ込められて静止していた
 物体は輝かずに 暗い 光ではないものを発している
 電光掲示板の中の絵がかすかに「スタート」の文字を発光させると
 動かないはずの壁面が建物から分離し 苔をそぎ落とし 離れ 合体する
 すると まだ現れていない蝶がジグザグな飛行を開始し
 翔べないアンドロイドの運動を助けるために
 空間を切り刻みながら音階の導く室内へと入ってくる
 そこには肉体のない彼女の器官が調和を腐らせ息をしていた
 蝶は命ではなかったが 見えたので 無ではなく 運動だけで生きているわけではない
 彼女は夢を蝶のなかにいれて活動の振幅をつかもうとする
 ジグザグが距離になり 計れない 軌道を残し そしてまた 翔び
 繰り返しが徐々に夢のかたちを鮮明にしていくと
 楼閣がうねりのなかで引きながら迫ってきて
 対立項の一方へと引き寄せられていく

3 Flowering Period [MV→]

あなたたちは 見ている
いまここで起こるすべて

わたしたちは 感じる
伸びてゆく わずかな気配

役者たちは見えない
弧を描き 線をずらす

それは いつか聴いてた はじまり

あなたたちは 見ている
いまここで起こるすべて

わたしたちは感じる
伸びてゆく わずかな気配

めぐる奇跡/軌跡は 何度も訪れて
いま花びらが ここで開く
(弧を描き)

[曲中ワード]
 stigma
 filament
 undefined
 ovule
 corolla
 appreciate
 reflection
 appreciate

4 idAmsyn [MV→]

タイトルの「idAmsyn」は「dynamis」という単語のアナグラムで、文字の配列を変えると「say mind」などにもなります。ほとんど無調の曲なのですが、コードが一箇所だけ出てきて、そこが無調の外部になるというか。そのコードは「Am」で、譜面に1小節だけ「Am」のコード表記がある感じ。あと、セリーをかなり使ってみてるんですが、歌の箇所では全音音階(ホールトーン)なども使っています。最初の生ドラムの演奏もセリーにしています。

さあ、今夜
あの懐かしい歌を聴かせてよ
空に♪(テーマ)が浮かぶ
aaa-hhh-rrr-eee

5 Polyline+4

4つの短い部分からできている曲です。起承転結のようなものがない感じというか。以下のような。

A:拍子の順列(同じ順番がないように拍子が並んでいる)
 9/8 5/8 7/8 3/8 11/8 1/8
 7/8 9/8 3/8 1/8 5/8 11/8
 5/8 1/8 9/8 11/8 3/8 7/8
 11/8 7/8 5/8 9/8 1/8 3/8
   ↓
B:架空の弦楽組曲(の一部)
   ↓
C:音楽の内と外
 スピーカーから「新しい朝だ!希望の鳥…」
 窓から鳥の声、ドアを閉める
 Pop Music Show
 サウンドエフェクト
 再びドアを閉める
 客席「まもなく開演時間です」
   ↓
D:アンビエンス(オープニング・ゼロ)

6 Theater M (劇場M)

この曲の宣伝文句は、「エルヴィス・プレスリーとジョン・ケージの両者が俯瞰できる位置に舞台を移動させてみよう」というもの。

 何もない世界は舞台
 起こることがすべて
 「7小節は空白でした」

5つの部分からできていて、構成は以下のようになります。

 T 提示したら解体〜始まりの後
 U 歌手と観客「起こることがすべて」
 V Mのテーマ→ピアノソロ
 W ドラマ装置/断片
 X メディア劇場{合唱フィナーレ}
 ※ END/ROLL(銀幕)

※「END/ROLL」は、この曲の後にくる独立した曲として作ったんですが、1つのトラックにまとめています。また、この曲は「Polyline+4」からの続きで、ただしオープニングは「劇場M」の中に含まれないために「ゼロ」になるという。「Polyline+4」「劇場M」「END/ROLL」の3曲はグループ化でき、また別の曲でもあるという関係に…。



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