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プリアンプ兼DI兼ヘッドフォンアンプです。上に置いてあるのは、大きさの比較のために置いたiPodです。

これ、今まで20年近く使っていたBOSSのヘッドフォンアンプがかなりくたびれてきたので、色々と物色していたんですが、ちょっと前にベース・マガジンで見かけたこいつにしました。

まず、プリアンプとして使えます。同じPhil Jones Bassのブリーフケースとコントロール系は同じで、プリアンプ出力がついているんで、パワーアンプに繋ぐとベースアンプのできあがり。

次に、XLRのバランス出力が付いているんで、DIになります。取説によるとXLR出力には5バンドのEQは効かないとのこと。

んで、ヘッドフォン出力が付いているんで、ヘッドフォンアンプとして使えます。背面パネルには外部オーディオ入力がついているんで、音楽プレーヤーの出力を繋いで、ベースの音とミックスしてマイナスワン練習ができます。

さらに、こいつ自身が10Wのパワーアンプを内蔵しています。スピーカーにつなげると、ちょっとした練習用ベースアンプになります。

で、ヘッドフォンアンプとしての音ですが、ベースアンプのような音がします（笑）

これ、結構重要で、巷のヘッドフォンアンプって、音はたしかに出るけど、ベースアンプでベースを鳴らした音とはほど遠い音のものが多いんですが、これは違います。音程も聞き取りやすいです。

また、ベースの音も外部入力の音も、ほとんどノイズがありません。恐ろしいぐらいに静か。

これは使えますよ。