PRIME P5-90EX
私が初めて買ったIBM PC/AT互換機がこれです。秋葉原のショップDOS/Vパラダイスのオリジナルブランド、いわゆるショップブランドマシンです。
これを買ったころは、PC/AT互換機が安く買えるようになった頃で、当時使っていたX68000が9600bpsのデータ通信でデータを取りこぼすことがわかったので、買うことにしました。
それに、今までFM-77、X68000とマイナー路線を進んできたので、マイナー路線からそろそろ足を洗っても良いのではないかと...
もちろん日本ではまだPC-9801シリーズがパソコンの王道を進んでいましたが、値段の安さとWindowsの普及で、PC-9801シリーズには未来があるのだろうか?というのもPC/AT互換機を選んだ理由です。
マシンを買いに行ったときには、Gateway2000のP5-90XLを買うつもりだったんですが、当時Gateway2000は極度の品薄状態だったために、ショップに発注しても入荷日がいつになるかわからないとのこと。
いろいろと悩んで、Gateway2000と同スペックのこのマシンを買うことにしました。
同スペックではあるのですが、グラフィックカードはビデオメモリーとしてVRAMを使っているこちらのマシンの方が高速です。Gateway2000の方は、ビデオメモリーとしてDRAMを使っているので、描画速度が約半分に落ちます。
下の表は、購入当時のマシン構成ですが、この後
- 4倍速CD-ROMドライブ(TEAC CD55A)導入
- 3.5インチフロッピードライブを1台追加
- CPUファンが動かなくなったため交換
- メモリーを48Mバイトに増設
- 1.2Gバイトハードディスク(Western Digital WD31200)を導入
- Adaptec AHA2940 SCSIカードを導入
- 230Mバイト MOドライブ(オリンパス製)導入
- Wacom タブレット導入
- 筐体をフルタワーからミドルタワーに交換
- 4倍速SCSI CD-ROMドライブ(プレクスター製)を導入
- 1.6Gバイトハードディスク(Western Digital WD31600)を導入
- Pentium 150MHz ODP導入
- CD-ROMドライブが壊れたため12倍速ドライブ(パイオニア製)に交換
- マザーボードを同仕様のPSマウス対応版に交換(インテルのボード)
ソフトウエアは、
- PC-DOSをPC-DOS7.0/Vにアップグレード
- WindowsNT3.5を導入、デュアルブート環境を構築
- WindowsをWinodws95にアップグレード、PC-DOSはその役目を終える
- WinodwsNTをWindowsNT3.51にアップグレード
- WindowsNTをWindowsNT4.0にアップグレード
- Linux+XFree863.1.1を導入
という環境改善活動を経て我が家のメインCPUとしての座を、次の機種に譲り渡したのでした。現在このマシンは妹夫婦の家で余生をおくっています。
Prime P5-90EX CPU Pentium P54C 90MHz メモリー RAM 16Mバイト 外部記憶 ハードディスク 1Gバイト E-IDEハードディスク フロッピー 1.44Mバイト3.5インチフロッピードライブX1 グラフィック ATI Graphic Pro Turbo VRAM 2Mバイト サウンド Sound Blaster16 Value Edition OSその他 IBM PC-DOS6.3/V、Microsoft Windows3.1 [戻る]