詳しくは、「アイリッシュ&ケルティック・ミュージック」(97年・音楽の友社・山尾敦史編)をおよみになることをお勧めします。

エンヤ
説明不要の人気グループ。クラナド経由でききはじめました。幻想的なムードならこの人でしょう。
(初めてきいたのが「中島らもの月光通信」ジャム中川さん(?)の選曲にホレていました)
モイヤ・ブレナン
エンヤの姉。クラナドのボーカル。エンヤより暖かい音楽がにあう、と思う。クラナドよりエスニックへのアプローチ多い。
と思っていたら、いつの間にかゴスペル方面へ関心がうつったようで。大きな愛をうたおうとすると、宗教がかってしまうのかなあ。99年に新譜。
ロリーナ・マッケニット
カナダ出身ながら、音楽ルーツはアイリッシュ。いろんな国の音楽にも挑戦。
テニスン・シェイクスピア・イェイツなんでもござれで歌いこなし、しかも自分で編曲もしきっちゃって、やりたい放題の才女。
世界中の音楽をたべまくって自分の世界にしてしまう凄腕にはホレますな。
「パラレル・ドリームス」の中の「ディケンズのダブリン」は、19世紀のダブリンでの路上でクリスマスイブに死んでいく孤独な少女が
ささやかな夢を語るという、とんでもねぇ歌(ロリーナの自作)。やってくれるわ。
チーフタンズ
アイリッシュ音楽の大御所。アイルランドの国宝でしょう。
さまざまな大歌手との共演も数多い。
中でも、「ティアーズ・オブ・ストーン」では、ロリーナ、矢野顕子、S.オコナーなど女性歌手と共演した名盤(と思う)。
アルタン
90年代のアイリッシュシーンを代表していたグループ。ききごたえあり。「ボイス・オブ・アルタン」あたりが、入り口としておすすめ。
ミュージックマガジン7月号に、アルタン祭についての鶴岡真弓の文章あり。

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