のみものたち
重い赤ワイン、カヴァ、ジン、ラム、テキーラ、スコッチなどというアルコール飲料をどうしようもなく愛しておりますです。
アールグレイ、ラプサンスーチョン、ダージリンなんて立派な紅茶もすきですが、普段のむのは濃いセイロンに牛乳どばどば。
水とどくだみ茶は、酒でおかしくなった体には恵みの雨。

水のある風景
月夜の琵琶湖、初冬の支笏湖、那智の滝、壇ノ浦、天川、ポートアイランド。どれもしみじみ懐かしい。

夜ののりもの
流星群はなやかなお盆のころの夜船、月夜の飛行機、星夜のバス。その中ですごす時間は、この世のものじゃないです。

夕焼け
91年は、ピナツボ火山の影響で、日本ではとても美しい夕焼けをみられました。
日没直後、沈んだあたりを中心にできる薄明弧のの上に広がる紫の空を紫光というそうです。
あと、特に夕刻などに、雲の隙間から日光がさしこみ、天と地をつなぐ光のようにみえるのを「天使のはしご」というそうです(ヤコブの階段ね)。←創世記28章
夕日、というと、山か水面に沈むもの、という印象が私にはありますが、副都心に沈むのも、みていてすごいと思いました。

すなめり
水の中に、こんなになめらかで愛らしい流線型の生き物がいるのだと鳥羽の水族館で恋におちました。人魚姫のモデルはジュゴンよりスナメリの方がイメージに近いと思う。
ジュゴンもスナメリも数のへっている大事な生き物となって、悲しい。鳥羽のスナメリは育児ノイローゼで子供を餓死させましたね。
名古屋のほうにはすなめり観測船がでてるとか。世界一ちいさい、まあるいクジラ。水質汚染でへっているらしいのが心配。

ミラーハウス
もう何年もいっていませんが、普通の迷路は嫌いなのに、鏡の迷路にいる時間は大好きでした。

ほたる
最近は、ホテルの庭園などに放たれることもあるようですが、私がみた中で最も美しいと思ったのは、京都は哲学のこみちでみたものでした。

二重の虹と月の虹
二重の虹は、みたことのある方も多いかも。きれいに晴れた雨上がり、強く描かれた虹の外側に、うっすらとみえる虹。
99年、数回、完璧な二重の虹をみる幸運をえました。
月の虹は、一度もみたことはありません。満月の雨上がりの夜、月光によって夜空にかかる青い光の帯らしいのですが。
ハワイのマウイ島のカパルア地区・マカワオ地区でよくみえるそうです。

逃げ水
真夏の昼下がり、アスファルト道路の地平線にあたる部分にみえる幻の水溜り。追うとにげる、暑くけだるい時間にみる幻のオアシスですね。

万華鏡
幼子やいにしえの姫君の退屈しのぎ、でおわらせるにはもったいない。
西洋には、年一回、特別な日に、王侯しかみることのできない万華鏡があったらしいです。世界を夢見る魔法の筒だったのでしょう。
理科の教材などを売る雑貨屋へいくと、様々な種類の万華鏡があって、かなり楽しめます。

イマイチな馬・ワイド馬・クセ馬
現役馬なら、ステイゴールド。大笑いしながらも絶対応援してしまう。麻薬ですね。メイショウドトウもG1かててよかった。
99年の有馬記念も、「くまー!ステイー!!」と叫びたい一心で単勝なんぞを買ってしまいましたが、一度も叫ぶチャンスはありませんでした。でもきっと、また買いますね。
さつき賞でチタニックオーにホレました。ラガーレグルスとかゼンノエルシドなんかも、つい応援してしまいます。

カク地馬・地方騎手
99年は、中央競馬で地方競馬所属の馬が大活躍。2000年もがんばっています。
メイセイオペラ、ベラミロード、レジェンドハンター、マエストロセゴビア、エンゼルカロ・ジョーディシラオキ、ダイトクヒテン、ガッサンヒカリ、オリオンザサンクス、インテリパワー、
ネイティヴハート、タマルファイター。
こないだろうなあ、と思いつつ、複勝の応援馬券をかっておくとご祝儀をはずんでくれる馬たちもいます。
地方騎手を中央でみられるのもウレシイのですが、小さな競馬場で間近にみると、とってもシアワセ。園田でゴールデンジョッキーズみた時はひっくり返った。

こんぺいとう
もともとポルトガルからはいってきた菓子なのだけど、現地のを写真でみてみたら、でこぼこの五色豆ってかんじでした。
日本のは、星屑のように透明で美しいので、日本ものの勝ち。時々、小さな袋入りのをかって、幸せにひたります。

観覧車
一人で遊園地を散歩する時、必ずのってしまいます。あの速度とみはらしを、カップルなんぞに独占させるのはもったいない。
水辺の観覧車で水平線をみていると、ホッとします。気重な時におすすめ。

回転ブランコ
遊園地ネタをもうひとつ。あとで気持ち悪くなるのをわかっていて乗っている瞬間のきもちよさでのってしまう。
どうってことないのにのってしまうのは、二階建てメリーゴーランド。これも一人散歩の時用。

ホーンテッドマンション
東京ディズニーランドへ再び訪れる機会があれば、美しい幽霊の舞踏会をもう一度みたい。お化け屋敷・ホラーは絶対NGですが、ここだけは「ずっといたい帰りたくない」と思いました。

シャボン玉
夜、あかりのあるところでつくると、ことのほか楽しい。少し高い建物の屋上・ベランダもナイス。時間の流れがゆるやかになる。イライラしたときにお勧め。

バンジージャンプ
念慮組ダイブ班は、シュミレーションとして、一度は体験するべし。落下速度・予想される衝撃を体感しておくことは、高所からみおろしてヤバくなった時、有効なブレーキになります。
ごくフツーの、刺激を求める方にも、無条件にお勧め。ちょいと高価だったりするけど、かなり濃ゆい快楽。時間の長さは意識次第、と思えるよ。


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