ファドの枠を超えた偉大な歌手、ドゥルス・ポンテス

2000.1発売の「プリメイロ・カント」のスケールのデカさ、表現の深さにホレてこのへやをつくりました。
ポルトガルの北半分を歩き、うもれていたフォークロアを集め、様々なくにの音やリズムや楽器をほりおこし、
ウェイン・ショーターなど国やジャンルをこえた一流ミュージシャンを集めてセルフプロデュースしたこのアルバムは、
ポルトガルのファドという枠をこえ大きな愛を伝える「ドゥルスのうた」です。

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これまでのアルバムから

「明日を夢みて」
「プリメイロ・カント」の前作。ファドをワールドミュージックに結び付け、ドゥルス版音楽地図第1版、というべきものになっていると思う。
伴奏のサウンドをぶっこえた力強くのびる声は、次作でより骨太のサウンドとタメをはるようになる。
ファドの女王アマリア・ロドリゲスの代表作「暗いはしけ」を、あえて元歌のブラジル黒人女奴隷の歌詞にもどしてうたっている。これがドゥルスならではの名唱。

「ラグリマス」
このアルバムの1曲目「海の歌」はねリチャード・ギア主演映画「真実の行方」にも使われている。
アマリアの後継者、などといわれつつも、ファドのみならずその歴史の中にながれこんでいるだろうアラブ・ユダヤ音楽・ブルガリア民謡もすでに視野に入れている。


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