時は戦国、波乱の時代。
戦雲急をつげれば、
頼りとなるのは己だけ。
惜しむものなど何もない。
光あるところに影があり、
支配と平和、
天下統一の目的は異なった。
大願成就は神ではなく、
己の刃に向けられて、
光と闇が切り結ぶ。
時は戦国 今日も大地を走る一陣があった
世に無敵を もって知られた”七人の頑駄無”である
空を飛ぶ力をもつ 摩亜屈(マークU)
代々武士の家柄 弓の達人 精太(Z)
大砲使いの 駄舞留精太(ZZ)
謎の武器をあやつる 仁宇(ν)
怪力自慢の 斎胡(サイコ)
農民あがりの二刀流 農丸(ノーマル)
そして−−−
最強の武士 その名も ”武者頑駄無(むしゃガンダム)”
彼等は、闇軍団の魔の手からここ、「天宮(アーク)の国」を守るため。
日夜、戦い続けるのである。
各地に修行の旅に出た頑駄無の隙を突き
闇軍団率いる悪の武者軍団により、平和は乱され
世には戦国時代がおとずれた。
”武者”の称号を得て、頑駄無城へ向かう
武者 精太(Z)に3つの影が襲う。
古殺駆(こざく)「精太、命はもらった!」
今殺駆(こんざく)「いかに精太といえども・・・」
新殺駆(しんざく)「三人一度ではかなうまい!!」
「そうはいくか!
こい、武者ホース、緒羅四恩(オラシオン)!・・・・・合体!!
ケンタウロススペシャル!!」
「うわぁ、合体した!!」
「かまうものか、斬り捨てろ!!」「オウ!!」
ピシーン・パシーン・ペシーン!!
殺駆三兄弟に刀は空を切り、こともあろうかお互いの頭部を斬った。
「あ・・・」「ら・・・」「らっ?」
「ははは、どうだ!緒羅四恩と合体した私は30倍の早さで走れるのだ!!」
「ふふふ・・・」「へへへ・・・」「ほほほ・・・」
「精太、今日のところは勘弁してやろう!
しかし、これで勝ったと思うなよ!!殺駆頭(ザクト)
様の力はこんなものではないぞ!!」
「殺駆頭−−−−?!」
−次回を待て!!
精太「殺駆頭−−−−?!」
ジャッ!!・・・バシッッ
「うわっ、何者だ?」
「おまえはすでに知っている−
我が名は”殺駆頭”
殺駆一族の頭にして、闇軍団最強の武者!!
俺に会う日がキサマの命日だ」
殺駆頭の兜飾りに電撃が走り、精太を襲う!!
バチバチバチ・・・・
「うおおおおおぉぉ!」
「死ぬのだ精太!!」
刹那、一閃の銃弾が殺駆頭の足元を襲った
大空から鷲に乗った、武者が現れた
「 摩亜屈・見参!!
精太殿、助太刀いたす!!武者変化、武者摩亜屈。」
−次回を待て!!
「武者ホース、緒羅四恩!ケンタウロススペシャル!!」
「ゆくぞ、殺駆頭!我が二刀流受けてみよッ!」
「ふふふ、面白いかかってこい」
ついに殺駆頭と直接対決が始まった!!
血で血を洗う戦いが展開される・・・・・・
バゴーン!
巨大な爆発が殺駆頭、精太、摩亜屈を襲った。
「うわぁ」「なにやつ!?」
「お待たせしもうした!!
武者駄舞留精太ただ今、参上!!」
「おまえという奴は・・・」「仲間を殺す気か?」
「すまん、すまん、ここはひとつ拙者に任せてくれ!」
駄舞留精太の額に光が集まる−−−
「くらえ、殺駆頭! ハイメガキャノンーーーーーッ!!」
「ぐわぁぁっ」
・
・
・
摩亜屈「本当にやっちまったのか?」
駄舞留精太「拙者にかかればイチコロだ!」
精太「いや、待て!!」
爆発の中心地に一枚の紙切れが。
−−今日のところは勝ちを譲ってやる
−−次こそ命を頂戴するぞ。
−次回を待て!!
闇軍団に対抗するために各地に修行に出ていた
無敵の頑駄無達が再び頑駄無城に集結していた−−−
「仁宇!仁宇じゃないか」
「精太殿!」
「貴殿も見事”武者”の称号を得たようだな。見違えたぞ。」
「オヌシは坊ちゃん育ちだから、皆、心配しておったぞ。」
「ひどいな、駄舞留精太殿」
「ハハハ・・・」
「仁宇!」
「武者殿!!お久しぶりです!!」
「ああ、よくぞ戻ってきた。その力を天宮の
平和のために役立ててくれ。」
「あとは、 斎胡と
農丸殿か・・・」
「農丸殿は拙者のスピード殺法や、摩亜屈の二刀流を指導した後
まったく行方不明らしいが。」
仁宇の帰還を喜んでいるさなか
爾武(ジム)から、敵襲の知らせを受ける。
−次回を待て!!