操兵の腕を競う聖騎士選抜会に出場するために、「グラナダ王国」へ向っていた「騎士マーベット」は、野盗「ヘルアクシズ団」に襲われたが、謎の男に救われる。その際、傷を負った「マーベット」に代わり、選抜会へはその男が出場することになったが、優勝賞品の「白金のハルバード」を見て、その目付きが変わった。その男の名は、「魔竜剣士ゼロガンダム」・・・。
「聖騎士選抜会」を、「ゼロガンダム」の駆る「機兵リガカイザー・ゼロカスタム」は、圧倒的な強さで勝ち抜いていった。そして決勝戦では、選抜大会開始以来の連続優勝を続けている「無敗機兵メターナル」との対戦となった。しかし、「リガカイザー」は「ゼロ」の超人的な操兵による無理な動きがたたり、その能力はすでに限界を超えていた・・・。
最強の機兵乗りを決定する聖騎士選抜会の決勝戦は、恐るべき強さで勝ち抜けてきていた「魔竜剣士ゼロガンダム」と「聖騎士ネオスライド」の戦いとなった。しかし戦いの最中、野盗「ヘルアクシズ団」が乱入。恐るべき技「風雲竜巻斬」を使う「親分ゲモン」に、「ゼロガンダム」は「龍機ドラグーン」を召還、これを退けた。そして「ゼロ」は、「風雲竜巻斬」の秘密を求め旅立っていった・・・。
「ゲモン」の言い残した「ルナツー村」へ向う途中、「ゼロガンダム」は「双騎士ヘキサツインズ」の危機を救い、「カサレリア村」に招かれた。その晩、機兵軍団に村は襲撃されるが、「ゼロ」を追って来た「聖騎士ネオスライド」らの参戦で軍は撤退。「ゼロ」は戦闘中に連れ去られた「双騎士」の一人、「ヘキサヤング」の救出に向った・・・。
「幻魔王バイスガンダム」の仕掛けた罠にかかった「ゼロガンダム」と「双機兵ジェミニクラス」は、どこからか飛んで来たV型光線によって危機を脱出した。それを見た「バイス」はあることに気づき、戦い半ばにして撤退していった。二人揃った「ヘキサツインズ」が駆る「ジェミニクラス」は残る機兵軍団を撃破するが、その間にも「ルナツー基地」からは大軍の機兵が出動していた・・・。
ルナツー基地に乗り込み、幻の剣術「嵐虎剣」を使う機兵軍団を倒した「魔竜剣士ゼロガンダム」を待っていたのは「幻魔王バイスガンダム」の駆る「幻魔機兵バイザード」だった。戦いの中、「バイス」に父だと告げられて動揺し、窮地に陥った「ゼロ」を救ったのは「騎士ヴィクトリー」だった。「ゼロ」は「ヴィクトリー」に導かれ、修行の地「リガマウンテン」へと向った・・・。
「リガマウンテン」で、かつての友「騎士ヴイスクエア」と出会った「ゼロ」は、「聖なる心」を自らのものにするため、修行を開始した。一方、「ドレスデン王国」に侵攻した「バイス」は「ロゼッタストーン」を奪い去った。「ロゼッタストーン」の力で超巨大遺跡「ドゥームハイロウ」を発動させ、「スダ・ドアカワールド」を「ザンスカールワールド」に変えようというのだ・・・。
「ユニオン族」は連合軍を結成し、「ドゥームハイロウ」に進撃した。「聖騎士ネオスライド」「旋風騎士プロスト」の二人が「ドゥームハイロウ」中心部への扉にたどり着くが、そこには「ドゥームフレア」が待ち構えていた。苦戦する二人の下に「バイス」との決着を求める「ゼロ」が駆けつけた。しかし、その時、「ドゥームハイロウ」は不気味な光を発し始めていた・・・・・。
超巨大遺跡「ドゥームハイロウ」の中心部で、「幻魔王バイスガンダム」と再戦した「魔竜剣士ゼロガンダム」は、「騎士ヴイスクエア」との修行の成果を見せ、これを破った。その結果、「バイス」は父「ファルコ」の心を取り戻し、「ゼロ」に「雷龍剣」の最終奥義への鍵を授けた。しかし、発動した「ドゥームハイロウ」によって、「ユニオン族」は全て消え去ってしまった・・・。
「ドゥームハイロウ」を破壊した後、徹底的な捜索が行われたものの、「ゼロ」の行方は分からなかった。それから、数ヶ月のときが流れた・・・。
空には普通の太陽と、「ザンスカール族」の世界支配の証である、黒い太陽「ストームサン」が輝いていた。そして、「ザンスカールワールド」の創立を祝う記念式典が、今にも開催されようとしていた・・・。
「ゼロ」は「謎の騎士」としてその身を隠し、記念式典中の「幻魔皇帝アサルトバスター」に迫った。「ユニオン族」を復活させるためには、「幻魔皇帝」を倒す以外にないと考えたのだ。それは皇帝直属の「嵐虎四天王」によって阻まれるが、「ゼロ」が「聖龍機マルスドラグーン」を召還したのに応え、「幻魔皇帝」は自ら「皇帝機兵アジバルド」に乗り込んだ・・・。
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