その情報はどこで仕入れただろうか?コミックボンボンかホビージャパンか模型情報か・・・
1990年3月に「RX-78 ガンダム」が現在の最先端の技術で144分の1スケールで復活する。と、云う。
144分の1スケールでのコアファイターの変形・収納機能。システムインジェクション技術による多色成型ランナー。
MSジョイント2によるヘタリのこない多可動完成フレーム。
ハイグレードと名づけられたそのプラモデルの発売は一ガンダプラァンとして感動以外なんでもなかった。
そしてそのプラモは新世代のハイグレードにバトンを渡し生産を2001年3月に終了する。
to113もこの間に3度も買ったこのプラモデルを最後にレビューしたい。
逆襲のシャア・0080とシンプルなデザインで質のいいプラモが出てきた この時期にさすがに300円ガンダムは並べるとつらい。ってことで? ガンダム10周年記念で造られたこのHGガンダム。目玉は・・・ 1・コアファイターの変形・収納 尾翼は取り外しだが、コアファイターは見事にカッコいい。 2・色を塗らなくてもいいシステムインジェクション 胸パーツの色分けは脅威!とくに冷却ファンは塗るの面倒だもんねー。 でも、おでこの赤は絶対塗らないといけない。それ以外は我慢できる? 3・完成フレーム・MSジョイント2 これはリアルタイプ武者で使われたものの改良版なんだけど、当時から 嫌いだった。関節剥き出しになるし、保持力弱いし。 4・豊富な武器 ライフル、シールド、サーベルは勿論。バズーカまで付いていた。 ハンマーは嫌いなのでto113的にはこれでオッケー。 |
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完成品を見ると・・・プロポーション・筋彫りは今見てもシンプルで良い。 問題は顔。リファインした大河原風でもないし、インストを書いたカトキ風 でもない。まあ、当時は〜版とかいうのはなかったけど、説明書9ページ にあるガンダムの顔が当時好きだったからこれに準じて欲しかった。 背面は大胆にもグレーが増えてる。ジムUッぽくもあるけどスキだなー。 握り手が小さくなったのは残念。でかくて緑のグーはカッコいいのに。 バズーカラックは○。シールド裏の予備サーベルは×。 成型色のガンダム4源色(シロ・モンザ・コバルト・イエロー)の発色は 非常によく、好感持てますね。 当然現在のPG・MG・HGUC半つや消し成型色ほどではないけどね。 |
説明書表紙 | 9,10ページ 大河原邦夫HGフィニッシュ | 1〜8ページ ガンダム設定(絵:カトキハジメ) |
今の多色成型ランナーやMG・PGのフレームの原型がこのプラモデルには圧縮されているような事を各ホビー誌は
書いているけどはっきり言って、当時からシステムインジェクション・MSジョイント2は失敗の技術だとto113は思った。
せっかくガンダムをリファインしてくれるなら普通の色プラでポリキャップでよかったのに・・・・・。
1990年発売からこの点で疑問に思っていたHGガンダムが生産が終了してHGUCガンダムとして新生する。
これは本当に喜ばしいことである。
きっと、デザインもPGから始まりFG、MGver2に受け継がれたものをさらに昇華させたモノだろう。
まさしく、みんなの頭の中にある最大公約数的デザイン、
スタンダードサイズのベストガンダムになることは間違いないだろう!!
ただ気になるのは・・・・・・HGガンダムの最終生産はパッケージがサヨナラ版に変わることだ。バンダイも商売だからしょうがない?
2001年3月5日to113
ガンプラコーナー