<ポイント>
第1日目:美濃戸のバス停から林道を歩き美濃戸小屋に向かう。
1時間程歩く
と山小屋が見えてきます。有料駐車場もあるので、マイカーの方
はここまで車
で入れます。美濃戸山荘の前から、赤岳鉱泉に向かう林道を右
手に見て柳川南
沢沿いの登山道に入ります。2度沢を渡り急坂を登ると川原
歩きになり谷の合
間から正面に横岳が見えます。やや右方向に曲がって行く
と、今度は赤岳が現
れます。もうすぐ行者小屋です。
行者小屋には水場、テント場もありますので、
シーズンは大変混雑します。
第2日目:行者小屋からは地蔵尾根の登りです。一番の急登になり、名前の
由
来である稜線の地蔵仏様までは標高差約360mです。林を少しあるくと、
す
ぐに岩場が始まります。所々にクサリ場や梯子があるので雨の時などは、
特に
慎重に。地蔵仏が出迎える分岐を右に少しすすむと赤岳展望荘です。
ハイマツ
をガレ場の稜線歩きとなりますが、やや不安定で急登なのでゆっく
りと。風が
強い日は、特に注意して下さい。赤岳山頂小屋が見えると、頂上
はすぐそこで
す。
赤岳山頂には赤獄神社が祭られています。頂上からは富士山、秩父、南ア
ルプ
ス、天候がよければ北アルプスまで望むことができます。
下山は南に進み、す
ぐに阿弥陀岳の分岐につきますので、そこを右に下りま
す。中岳のコルまでは
急坂をクサリ場やロープを頼りに下ります。途中、文
三郎尾根の分岐を過ぎますが、ここから行者小屋へ下ることもできます。
中岳のコルから阿弥陀岳への
登りは往復1時間弱です。急斜面なので登り
下りに注意しましょう。
阿弥陀岳
(2805m)の頂上は広く展望もいいので一休み。再び、中岳のコ
ルに下り
樹林帯を行者小屋に向かいます。ここからは赤岳鉱泉の方に進み
ます。中山乗
越を過ぎると通年人気の赤岳鉱泉に着きます。鉱泉からは大
同心、小同心など
の岩峰が見え、冬場でもアイスクライミングなどで人気の
場所です。鉱泉から
は北沢沿いの道を下ります。沢を何度か渡りながら下
り堰堤広場に。ここから
は林道を歩き、美濃戸山荘を過ぎ美濃戸口に向か
います。
赤岳鉱泉・行者小屋・太陽館のサイト:各山小屋の案内など。
http://www.alles.or.jp/~akadake/
i- modeでの情報発信:いまや携帯は必需品です。携帯から八ヶ岳の情報を
http://www.026.co.jp/i
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@ひとっぷろ<八ヶ岳温泉 もみの湯>
下山の後に温泉は定番ですが、
今回は八ヶ岳エリアでは公営日帰り温泉施設の
はしりである「もみの湯」
です。帰りに立ち寄ったことのある方も多いと思い
ますが、ご紹介します。
原村のペンションビレッジに程近い温泉で、内湯(ジ
ェット付)、露天風呂、
打たせ湯、サウナなどあります。露天風呂は岩風呂で、
屋根がついている
ので景色を眺めての露天風呂とはいかないのが残念。宿泊施
設が隣接し
ています。効能は打ち身、くじき、関節炎などに効くので、疲れを
癒すには
最適です。お肌すべすべ!
八ヶ岳温泉 もみの湯 長野県諏訪郡原村字原山17217−1729
TEL 0266−74−2911
営業時間10:00〜20:00
毎週水曜日休
料金:¥600(18時以降半額)
*山の状況は変わっておりますので、表示ルート・内容が異なる場合もございます。
地域の山小屋、観光課などにお問合せの上、自己責任において登山を行なって下さい。 |