>秀山研>山データ>鍋割山 (群馬県)

鍋割山
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)及び数値地図50メッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号平16総使、第597号)」 地図作成に関しましてはDAN杉本様のカシミール3Dを使用させて頂きました。

@ ちょっと山まで <鍋割山 1332m>

<場  所> 群馬県勢多郡富士見村
<所要時間> 約2時間40分
<レ ベ ル> 体力☆ 技術☆ (5段階の☆評価 易☆⇒難☆☆☆☆☆)
<地  図> 25000分の1: 

JR両毛線前橋駅(バス 0:45)⇒箕輪バス停(0:05)⇒荒山高原登山口
(0:40)⇒荒山高原(0:40)⇒鍋割山(0:40)⇒荒山高原(0:30)⇒荒
山高原登山口(0:05)⇒箕輪バス停(0:45)⇒前橋駅

鍋割山は赤城山の南西部にある寄生火山で、鍋を伏せたような形が特徴的で
す。登山道がよく整備されているため、小さな子供を連れて行ける手ごろな
ハイキングコースになっています。なお、“鍋割山”と呼ばれる山は丹沢に
もあります。丹沢の方が知名度は高いかもしれません。

前橋駅から関越交通バスに乗り、箕輪バス停で下車します。夏休みと紅葉の
時季には、赤城山ビジターセンターまでの直通バスが土、日、祝日に限って
運行しているので、それを利用すると良いでしょう。ただし、バスの本数は
少ないので、事前にチェックしてください。

箕輪バス停から、山頂方面に向かう車道を登っていきます。食堂とお土産屋
さんの前を通り抜けると、右手にかなり大きな「姫百合駐車場」があります。
自家用車を利用する場合はこの駐車場に停めることになります。駐車場の前
の三叉路に、鍋割山への登山口でもある「荒山高原登山口」があります。

車止めの丸太が数本打ち込まれた登山口から、ウッドチップが敷かれた柔ら
かな登山道に入ります。木枠で囲まれた幅広の階段のステップがしだいに狭
くなり、傾斜がきつくなるとすぐに最初の分岐点に着きます。まっすぐ進ん
で、荒山高原に続く下り気味の道を歩きます。ちなみに、左の道は展望の広
場を経由して荒山に向かう稜線に続いています。この先に何ヶ所か分岐があ
りますが、それぞれの分岐に設置された案内板を頼りに勧めば道に迷うこと
はありません。

樹林帯の中のフワフワとした歩きやすい道を登っていきます。道はしだいに
岩が混じり、カタクリの自生地を過ぎたあたりから傾斜が増し、岩と木の根
の間に割り込んだ階段を登るようになります。頭上の樹林帯の葉の間から空
が見えてくるようになれば、荒山高原はもうすぐです。

荒山高原は広く開けた平地で、ゆっくりと休憩したいところです。さすがに
1000mを超えた広場を吹きぬける風は、真夏といえども涼しくて気持ちが良い
ものです。荒山高原はちょうど十字路になっており、左にいけば荒山へ、直
進する道は避難小屋のある「芝の広場」に続いています。今回は、90度右折
して潅木帯の中を鍋割山に向けて登っていきます。

最初は、正面にみえるピークの南面を巻くように左上し、二度折り返して稜
線に出ます。ここからは小さなピークをいくつか越えて鍋割山に向かうこと
になります。稜線を進みながら後を振りかえると、荒山が大きくそびえ立っ
ています。

ほどよいアップダウンの稜線を進みます。展望が利いて気持ちの良い尾根歩
きがしばらく続きます。最後に正面の鍋割山をみながらいったん大きく下り
ます。コルから登り返し、頂上手前の小ピークを越えれば鍋割山の山頂です。

二等三角点が置かれた鍋割山の山頂は広々としています。大きく広がる関東
平野に加えて、赤城連山や榛名山、浅間山、遠くは富士山や南アルプスを見
渡せます。

下山路は往路をそのままたどりますが、鍋割山から南に下り、赤城青年の家
方面に下山することも可能です。また、鍋割山だけでは物足りない場合は、
荒山高原から荒山を往復するのも良いでしょう。往復1時間半程みておけば良
いと思います。箕輪から直通バスを利用する場合は16時台が最終便なので、
送れないように下山してください。

<問合せ先>
富士見村役場観光課 0272-88-2211
↓富士見村のサイト:赤城山の登山情報もあります。
http://www.vill.fujimi.gunma.jp/

関越交通バス 0278-72-6655
http://www.kan-etsu.net/

*山の状況は変わっておりますので、表示ルート・内容が異なる場合もございます。
地域の山小屋、観光課などにお問合せの上、自己責任において登山を行なって下さい。
第一日目:銀山平⇒一ノ鳥居⇒庚申山荘(泊) 第二日目庚申山荘⇒庚申山⇒鋸山⇒不動のコル⇒皇海山⇒不動のコル⇒六林班峠⇒庚申山荘⇒銀山平コースへ 赤城山ビジターセンター⇒黒檜山登山口⇒黒檜山⇒駒ガ岳⇒覚満淵入口⇒赤城山ビジターセンターコースへ

 

YAHOOストアのee-powersのサイトへダイビングはおまかせ!マウイのサイトへアウトドアならおまかせ!S.R.Cのサイトへ登山・クライミング・渓流・スキーはおまかせ!秀山荘のサイトへ■グリーンフドルフィン(ハワイ):ハワイでの体験ダイビング、初めての海外ダイビング、ライセンス取得は日本人スタッフ多数のグリーンドルフィンへ!