＠ちょっと山まで　＜妙義山お中道＞
＜場所＞群馬県甘楽郡妙義町・下仁田町、碓氷郡松井田町
＜所要時間＞約４時間半
＜レベル＞体力☆☆　技術☆　（５段階の☆評価　易☆⇒難☆☆☆☆☆）
＜地図＞２５０００分の１：松井田、南軽井沢、軽井沢
妙義神社（０：３０）⇒第一見晴（０：３０）⇒第二見晴（１：３０）
⇒大砲岩（０：０５）⇒第四石門（０：３０）⇒さくらの里（１：００）
⇒小滝温泉（０：２０）⇒中村

＜ポイント＞
妙義山は白雲山、金洞山、金鶏山などの総称で、岩場の多いコースで上級者向
きですが、今回は岩峰を通るコースではなく関東ふれあいの道を歩くコースを
ご紹介します。

妙義神社からスタートです。
赤い大きな鳥居の奥には白雲山の岸壁が正面に見えます。石段を登って行くと
杉の大木に囲まれた妙義神社の本殿で本殿や総門、唐門などは国の需要文化
財に指定されていますので、時間に余裕があれば、ゆっくりと見ていただきたい
です。本殿の分岐を右に行くと大ノ字に向かうコースで山腹にある縦横５ｍの
「大」の字まで行って第一見晴手前に下るコースですが、岩場も多く雨の日や
氷結した日には注意して下さい。

今回は左に進み、再び分岐を右上に第一見晴に向かいます。岩場を巻いていき、
奥の院からのコースと合流した先を少し左に入ると第一見晴です。
金鶏山（８５６ｍ・）や関東平野の眺めが良い。再びお中道に戻り、一枚岩の
大黒ノ滝をすぎると第二見晴。眺望は第一見晴の方が良いのではないでしょう
か。アップダウンが少ないコースですが、休憩所を過ぎると、まずはジグザグ
に登り、ここを越すと今度は階段と手すりの岩尾根をのぼります。両側が切り
立った尾根ですが、しっかりとした階段、手すりがあるので心配はありません
が、雨の後などは慎重に。

金鶏山の枝尾根まで登ると今度は岩壁が庇の様にせり出してる下を通って行き
ます。落ちてくる事はないのですが、人によっては圧迫感があって怖いと・・
ガレ場を過ぎると大砲岩に着きます。その名の通り、大砲の形をした奇岩で岩
の上に良くあんな形の物が乗っかっているなと思います。少し下ると第四石門
で、綺麗なアーチ状の奇岩で振り返ると第四石門と大砲岩、紅葉のコントラス
トが素晴らしく撮影スポットとして有名です。下の広場から中之岳神社との分
岐を右に石門を通るコースに下ります。第二石門の所にはクサリ場があます。
第一石門を過ぎると妙義紅葉ラインに出ますので、右に折れ妙義さくらの里を
通り関東ふれあいの道を沢沿いに歩くと一軒宿の小滝荘を過ぎる中村はすぐで
す。

妙義山は稜線を歩くコースは危険な個所が多く、事故も数多く起こっています。
また派生したコースも多いので初心者だけでの行動はせずに、経験者を同行さ
せてください。さくらの里は全国から約１５０００本の桜が集められています
ので4月中旬〜５月中旬の桜の盛りにも多くの観光客で賑わいます。

妙義町ＷＥＢＳＩＴＥ：妙義の見所、コスモス、桜の開花情報などあります。
http://www.town.myogi.gunma.jp/

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ひとっぷろ＜妙義ふれあいプラザ　もみじの湯＞
妙義神社のすぐそばにある妙義ふれあいプラザ。もみじの湯、物産センターも
隣接した施設で、２０００年４月にオープンしました。泉質はナトリウム塩化
物炭酸水素塩温泉で、筋肉痛・関節痛・五十肩に効能があり、登山の疲れを癒
すにはもってこいです。露天風呂は広く、関東平野と見渡しゆったりと温泉を
楽しむことができます。大浴場は大きなガラス張りで、内湯からも眺めが良く、
打たせ湯と寝湯があります。館内はバリアフリーになっていますので、高齢者
にも安心して利用できます。大広間、食事処もあり、湯上りはのんびり寛いで
ください。お土産に物産センターに立ち寄って、下仁田ネギやコンニャクなど
は如何ですか？前号の両神同様に温泉施設と物産センターの複合施設が各地に
出来ていますので、ご利用ください。

妙義ふれあいプラザ
＜営業時間＞１０−２０：００（12〜翌２月は１８時迄）
＜料金＞　大人￥６００（３時間）
＜住所＞379-0201群馬県甘楽郡妙義町大字妙義１−１
＜電話＞　0274-60-7600